新病院整備に向けた取組
宝塚市新病院整備基本計画に係る策定スケジュールの見直しについて(令和7(2025)年5月)
新病院の整備については、市民の方からの多額のご寄附により状況が大きく好転したことを、医療、福祉、介護、保健に係る事業を総合的に改革する好機ととらえ、その実現に向け、それぞれの資源を有効活用するためのネットワークの構築や、関連施設の統合・連携について検討することとしました。
つきましては、上記の検討結果を新病院整備基本計画に反映させるため、同計画の策定スケジュールを見直すこととします。なお、同計画の策定スケジュールは改めてお知らせするとともに、医療、福祉、介護、保健の連携体制を構築し、早期に新病院を開院できるよう取り組みます。
新病院の整備場所(令和6(2024)年12月)
新病院の整備場所については、複数の候補地について、概算事業費、スケジュール、災害リスク、救急搬送、アクセス・利便性などの観点から比較検討を行った結果、「現在地」に決定しました。
宝塚市新病院整備基本計画策定を開始しました(令和6(2024)年8月)
新病院の整備に向けて病院建設地を決定するとともに、地域から信頼される病院として市民が必要とする医療を将来にわたり提供していくことを目的に、今後の医療需要を見据えて、市立病院として担うべき役割や機能(診療科目、病床規模、医療機器、医療システム等)を検討した上で、新病院の施設・設備の機能要件や建築条件などを整理し、新病院の整備に向けた具体的な設計の指針として基本計画を策定します。
新病院の整備を決定しました(令和6(2024)年3月)
宝塚市立病院は急性期医療を提供する地域の中核病院として、また、公立病院として採算性の面から民間病院では提供が困難な医療を確保すべき役割を担っています。今後もこれらの役割を発揮しつつ健全経営を続けていくためには、将来の患者需要動向を見据えて、より強化する必要のある診療機能や新たな医療技術等に適切に対応しながら、経営の効率化を図っていく必要があります。
しかし、築40年を経過した施設のままでは、構造上の問題から新たな医療技術等に適切に対応できず、診療の効率化を図ることも困難です。また、老朽化した施設の改修には多額の費用が必要になるとともに、工事期間中の病棟閉鎖等により病院経営や本院を必要とする患者に大きな影響を及ぼすことが見込まれるなど、多くの課題が発生します。
一方、新病院を整備することで、新たな医療設備の導入による診療機能の強化、病室の個室率向上による院内感染防止や病床稼働率の向上、効率的な院内動線の確保による診療体制の構築、業務の自動化によるタスクシフトの推進、建物の省エネルギー化によるランニングコストの低減などを図り、患者サービスの向上と集患効果により病院の健全経営が可能となります。
そのことから、今後も宝塚市に必要な医療を確保するとともに、長期にわたって健全経営を行うことができるよう新病院の整備を行うこととしました。今後、本院が担うべき診療機能、病床規模、整備スケジュール、整備手法等については、令和6(2024)年度に着手した基本計画策定の中で検討していきます。
経営強化の取組
経営強化プランに沿った経営強化策を実行し、健全経営と新病院整備費用の確保に向けた取組を進めていきます。
経営強化プランの策定を策定しました(令和6(2024)年3月)
令和5(2023)年度末に市と市立病院が策定した「経営強化プラン」については、以下のページをご覧ください。
宝塚市立病院が目指す病院像の策定を策定しました(令和4(2022)年6月)
令和4(2022)年6月に市と市立病院が策定した「宝塚市立病院が目指す病院像」については、以下のページをご覧ください。
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