前立腺がんおよび胃がんリスク検診の廃止について

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ID 1059152 更新日  2025年3月18日

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市の検診を一部廃止します

本市では令和6年度をもって市の検診として、前立腺がん検診および胃がんリスク検診を終了します。

自治体によるがん検診は、がんを早期発見し、適切な治療を行うことで、がんによる死亡を減少させることを目的に実施しているものですが、国の指針(注1)には検診方法や受診間隔が定められており、指針に基づくがん検診の実施が推奨されています。

一方、前立腺がん検診および胃がんリスク検診は、死亡率減少効果の有無を判断する証拠が現状では不十分であるため、国のがん検診の指針では自治体で行う検診として推奨されていません。

このことも踏まえ総合的に判断し、令和6年度をもって宝塚市前立腺がん検診および胃がんリスク検診を終了します。

なお、引き続き両検診を希望する方は、個別の医療機関にて受診することが可能ですが、費用等の詳細については医療機関にお問い合わせください。

がん検診における国の指針(注1)とは?

国の指針「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」(健発第0331058号平成20年3月31日厚生労働省健康局長通知)において、自治体の検診として推奨するがん検診の種類は、胃がん、肺がん、大腸がん、子宮頸がん、乳がんの5つの検診とされています。

指針に含まれているがん検診は「対策型検診」といい、がんの死亡率減少を目的として、市民が検診による利益を公平に受けられるよう公的資金を投入して実施すべき検診として、有効性が確立されている検診です。

一方、前立腺がん検診等の指針に含まれていないがん検診は「任意型検診」といい、個人が自身の考えのもとで死亡リスクを下げるために受診するものとされています。

 

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康推進課(健康センター)
〒665-0827 宝塚市小浜4丁目4番1号
電話:0797-86-0056 ファクス:0797-83-2421
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。