【離乳食初期】の進め方

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ID 1059877 更新日  2025年5月1日

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 さぁ離乳食スタート・・・でも、どうすればいいの?
 初めの1か月間、どのように進めていけばよいかわかりやすく説明しています。

次のような状況があてはまるようになったら、離乳食を始めてみましょう。

スタートのサイン

1生後5~6か月頃である。2首がすわり寝返りができ支えがあれば5秒くらい座れる。3食べ物に興味を示している。4よだれの量が以前よりも増えた。等 

ちゃんの機嫌がよく、ゆとりのある日にスタートし、食べることは楽しいことを伝えてあげましょう。 

不安もあるかもしれませんが、目の前にいる赤ちゃんが楽しく食べられるように、ゆっくりと進めていけばいいのですよ。まずは大人が食を楽しんでくださいね。

1 この時期のポイント

◎母乳やミルク以外の食べ物を飲み込むこと、味や舌触りに慣れることが目的です。

 あせらないで、「ごっくん」に慣れるのを待ってあげてくださいね。

◎初めての食材は1日に1種類だけ、離乳食用スプーンで1さじから、体調の良い日に与えましょう。

   ※おすすめする時間帯は、アレルギー症状が出た際に病院を受診できる平日の午前中です。

2 注意して欲しいこと

◎原則として、すべて加熱をしましょう。(完全に火を通す)

◎食べ残しは与えないでください。

はちみつは1歳を過ぎるまで使わないでください。

3 離乳食と授乳の回数と時間  

◆回数 離乳食は1日1回(赤ちゃんが機嫌良く、ゆっくりと与えられる時間帯)

◆時間 できるだけ同じ時間帯になるように心がける

 

◎下記の例を参考に、時間を決めて生活リズムを作っていきましょう。

離乳食はアレルギー症状が出た際に、すぐに医療機関を受診できる時間帯に与えましょう。午前中が理想です。 離乳食のあとすぐに、母乳またはミルクを飲ませましょう。

4 形態 味付け

◆形態 なめらかにすりつぶした、プレーンヨーグルトのような状態 

つぶ状のものがなく、とろーりなめらかな状態

◆味付 調味料を使う
    必要はありま
    せん。基本は
    素材と天然だ
    しの味
です
    
(かつおぶし・昆布等)

        7~8か月以降、少しずつ砂糖や塩、しょう油、味噌などの調味料を使うこともできますが、
    ごくうす味にして食材の味をいかしましょう。

昆布 かつお節 イラスト

5 初期の食べさせ方のポイント

スプーンの使い方や食べる姿勢が大切です。

赤ちゃん用スプーンの先の方に食べ物を置き、下唇の上に軽く乗せ
 上唇が下がり食べ物を取り込むまで待ち、
 上唇が降りてきたら、ゆっくりスプーンを水平にやさしく引き抜きます。

 【これはやってはダメ】
  ・スプーンを上向きに引き抜く
  ・上あごにスプーンを押し付ける
  ・口の中までスプーンを押し込む

離乳食を食べている写真
離乳食を食べる時の
スプーンの入れ方

〇食べ物が見えるように、赤ちゃんの前からスプーンを
 持っていきましょう。


〇最初は大人の膝に抱っこをするか、背もたれのある
 ベビーラックに座らせ、 少し上向きで舌と床が平行
 なるくらいの角度が、飲み込みやすいです。

〇食べさせるスプーンは、柄が長くボウル部の浅いもの
 おすすめです。 

具体的な進め方

離乳食最初の1週間

10倍がゆ(米のかゆ)

 10倍がゆをペースト状にすりつぶし、離乳食用のスプーン1さじから徐々に量を増やす。

 1日目  2日目  3日目  4日目  5日目  6日目    7日目
     スプーン1杯     スプーン2杯  スプーン3杯

最初から「あ~ん!」ってお口を開けて、上手に食べてはくれないよ。 おかゆの味や舌触り、スプーンに慣れていきましょう。 焦らずに、赤ちゃんのペースで進めましょう。

離乳食を始めて2週目

10倍がゆと野菜・芋

すりつぶした野菜や芋を食べる練習を始める。

量は、離乳食用のスプーンに1さじから始めます。

※目安量の通りに進まなくてもあせらずに、お子さんのペースに合わせ無理なく進めていきます。
 まずは楽しい食卓を心がけることが一番大切です。

 

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10倍がゆ

  1杯

  2杯

  3杯

  4杯

  5杯

野菜・芋

 

  1杯

  2杯

 3杯

10倍がゆと野菜やイモは別々のお皿に盛り付けましょう

離乳食を始めて3~4週目

10倍がゆと野菜・芋の全体量や野菜の種類を徐々に増やしていく。

【例】大根・人参・玉ねぎ・かぼちゃ・じゃが芋・白菜・ほうれん草 等

大根 人参 玉ねぎ かぼちゃ ジャガイモ 白菜 ほうれん草

2品、3品組み合わせることで、いろいろな味や食感を楽しむことができます。

【例】大根+人参

【例】大根+じゃが芋

【例】人参+じゃが芋+白菜

【例】じゃが芋+白菜+ほうれん草

【例】人参+ほうれん草+さつま芋     

組み合わせるとレパートリーも増えるわね

離乳食を始めて4週目以降(6か月~7か月頃)

豆腐・白身魚・卵黄(たんぱく質を多く含む食品)を始める

かゆや野菜・芋に慣れた6か月~7か月頃から、赤ちゃんの様子を見ながら始めます。

【大豆製品】【白身魚】

【卵黄】(固ゆで卵から黄身の部分だけを取り出す)

豆腐・白身魚・卵などの食品が食べられるようになれば、
主食:かゆ・パン・麺等』 『主菜:大豆製品・魚・卵等』 『副菜:野菜・芋』を
組み合わせて、栄養のバランスが良くなるよう工夫しましょう。

豆腐 白身魚 ゆで卵の黄身の部分のイラスト

参考ページ・リーフレット

他のページと掲載しているリーフレットを添付しています。
ご覧ください。

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康推進課(健康センター)
〒665-0827 宝塚市小浜4丁目4番1号
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