【離乳食初期】の進め方
さぁ離乳食スタート・・・でも、どうすればいいの?
初めの1か月間、どのように進めていけばよいかわかりやすく説明しています。
次のような状況があてはまるようになったら、離乳食を始めてみましょう。
スタートのサイン
不安もあるかもしれませんが、目の前にいる赤ちゃんが楽しく食べられるように、ゆっくりと進めていけばいいのですよ。まずは大人が食を楽しんでくださいね。
1 この時期のポイント
◎母乳やミルク以外の食べ物を飲み込むこと、味や舌触りに慣れることが目的です。
あせらないで、「ごっくん」に慣れるのを待ってあげてくださいね。
◎初めての食材は1日に1種類だけ、離乳食用スプーンで1さじから、体調の良い日に与えましょう。
※おすすめする時間帯は、アレルギー症状が出た際に病院を受診できる平日の午前中です。
2 注意して欲しいこと
◎原則として、すべて加熱をしましょう。(完全に火を通す)
◎食べ残しは与えないでください。
◎はちみつは1歳を過ぎるまで使わないでください。
3 離乳食と授乳の回数と時間
◆回数 離乳食は1日1回(赤ちゃんが機嫌良く、ゆっくりと与えられる時間帯)
◆時間 できるだけ同じ時間帯になるように心がける
◎下記の例を参考に、時間を決めて生活リズムを作っていきましょう。
4 形態 味付け
◆形態 なめらかにすりつぶした、プレーンヨーグルトのような状態
◆味付 調味料を使う
必要はありま
せん。基本は
素材と天然だ
しの味です。
(かつおぶし・昆布等)
7~8か月以降、少しずつ砂糖や塩、しょう油、味噌などの調味料を使うこともできますが、
ごくうす味にして食材の味をいかしましょう。
5 初期の食べさせ方のポイント
スプーンの使い方や食べる姿勢が大切です。
〇赤ちゃん用スプーンの先の方に食べ物を置き、下唇の上に軽く乗せ
上唇が下がり食べ物を取り込むまで待ち、
上唇が降りてきたら、ゆっくりスプーンを水平にやさしく引き抜きます。
【これはやってはダメ】
・スプーンを上向きに引き抜く
・上あごにスプーンを押し付ける
・口の中までスプーンを押し込む

スプーンの入れ方
〇食べ物が見えるように、赤ちゃんの前からスプーンを
持っていきましょう。
〇最初は大人の膝に抱っこをするか、背もたれのある
ベビーラックに座らせ、 少し上向きで舌と床が平行に
なるくらいの角度が、飲み込みやすいです。
〇食べさせるスプーンは、柄が長くボウル部の浅いものが
おすすめです。
具体的な進め方
離乳食最初の1週間
10倍がゆ(米のかゆ)
10倍がゆをペースト状にすりつぶし、離乳食用のスプーン1さじから徐々に量を増やす。
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 5日目 | 6日目 | 7日目 |
スプーン1杯 | スプーン2杯 | スプーン3杯 |
離乳食を始めて2週目
10倍がゆと野菜・芋
すりつぶした野菜や芋を食べる練習を始める。
量は、離乳食用のスプーンに1さじから始めます。
※目安量の通りに進まなくてもあせらずに、お子さんのペースに合わせ無理なく進めていきます。
まずは楽しい食卓を心がけることが一番大切です。
|
1 日 目 |
2 日 目 |
3 日 目 |
4 日 目 |
5 日 目 |
6 日 目 |
7 日 目 |
8 日 目 |
9 日 目 |
10 日 目 |
11 日 目 |
12 日 目 |
13 日 目 |
14 日 目 |
15 日 目 |
10倍がゆ |
1杯 |
2杯 |
3杯 |
4杯 |
5杯 |
||||||||||
野菜・芋 |
|
1杯 |
2杯 |
3杯 |
離乳食を始めて3~4週目
10倍がゆと野菜・芋の全体量や野菜の種類を徐々に増やしていく。
【例】大根・人参・玉ねぎ・かぼちゃ・じゃが芋・白菜・ほうれん草 等
2品、3品組み合わせることで、いろいろな味や食感を楽しむことができます。
【例】大根+人参
【例】大根+じゃが芋
【例】人参+じゃが芋+白菜
【例】じゃが芋+白菜+ほうれん草
【例】人参+ほうれん草+さつま芋
離乳食を始めて4週目以降(6か月~7か月頃)
豆腐・白身魚・卵黄(たんぱく質を多く含む食品)を始める
かゆや野菜・芋に慣れた6か月~7か月頃から、赤ちゃんの様子を見ながら始めます。
❶【大豆製品】や【白身魚】
❷【卵黄】(固ゆで卵から黄身の部分だけを取り出す)
豆腐・白身魚・卵などの食品が食べられるようになれば、
『主食:かゆ・パン・麺等』 『主菜:大豆製品・魚・卵等』 『副菜:野菜・芋』を
組み合わせて、栄養のバランスが良くなるよう工夫しましょう。
参考ページ・リーフレット
他のページと掲載しているリーフレットを添付しています。
ご覧ください。
- 離乳食の進め方の目安とポイントについて
-
離乳食の進め方の目安 (PDF 394.1KB)
離乳食初期から完了期までの離乳食の食べ方や調理形態、食品や量などについて
月齢ごとにわかりやすく一覧にしています。 - 各月齢の離乳食の形態について
-
どんな形態にすればいいの? (PDF 1.1MB)
各月齢のおおよその形態写真を掲載し説明しています。
- 【10倍がゆ】の作り方
-
簡単【10倍がゆ】の作り方 (PDF 421.2KB)
10倍がゆを作る時に必要なものは?作るポイントは?簡単な10倍がゆの作り方を
説明しています。
PDF形式のファイルをご利用するためには「Adobe(R) Reader」が必要です。お持ちでない方は、Adobeのサイトからダウンロード(無償)してください。Adobeのサイトへ新しいウィンドウでリンクします。
このページに関するお問い合わせ
健康福祉部 健康推進課(健康センター)
〒665-0827 宝塚市小浜4丁目4番1号
電話:0797-86-0056 ファクス:0797-83-2421
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。