《宝塚市議会報かけはしテキスト版》 第267号 令和7年(2025年) 2月1日(土曜日) 編集発行 宝塚市議会 宝塚市議会報かけはしテキスト版は、宝塚市議会報かけはしの写真や画像、一部表グラフなどを省いてテキスト形式で編集しています。 文書読み上げソフトによっては、正しく読み上げできないこともあります。 誌面へのご意見やご感想は、議会事務局までお気軽にお寄せください。 宝塚市議会事務局 〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 電話 0797-77-2168(直通) ファックス 0797-74-6902 【1面】 令和5年度のお金の使い道はどうだった?決算 ○令和5年度一般会計・特別会計決算を認定  厳しい財政状況が明らかに ○12月定例会の概要 ○視察報告 ○政策研究会レポート  行政や議会のデジタル化推進を提言 【2面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  厳しい財政状況が明らかに  令和5年度  一般会計・特別会計決算を認定 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 宝塚市の令和5年度決算について、決算特別委員会で審査を行いました。その後の本会議で、一般会計決算については賛成多数で、その他の決算議案については全員一致で認定しました。 令和5年度の一般会計決算は、実質単年度収支が令和元年度以来4年ぶりの赤字となり、厳しい財政状況が明らかになりました。 ◆決算特別委員会委員◆ 委員長  きたのさとこ 副委員長 いばさとし 委員 あさたにあき いけだみつたか いずみゆき かわぐちじゅん きたやまてるあき さかもとあつし なかやまゆうすけ ふじおかかずえ みとみちえこ もちだちえ (五十音順) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  令和5年度決算のあらまし ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆一般会計決算 歳出目的別構成比◆ <歳出>927.9億円 民生費46.1% 衛生費12.7% 総務費10.7% 教育費10.0% 公債費8.7% 土木費7.4% 消防費2.7% 商工費0.6% 議会費0.5% その他0.6% 実質収支はプラスとなった一方で、実質収支から財政調整基金の積み立ておよび取り崩しなどの要素を除いた実質単年度収支は、財政調整基金を14億円取り崩したことから、8億2535万1千円の赤字となりました。 今後数年間は財政調整基金の取り崩しが見込まれており、健全な財政運営のため早急な対策が必要な状況です。 ◆実質収支・実質単年度収支の推移◆ [実質収支] 平成30年 3.8億円 令和元年 5.0億円 令和2年 15.1億円 令和3年 23.9億円 令和4年 12.1億円 令和5年 11.8億円 [実質単年度収支] 平成30年 1.0億円 令和元年 マイナス0.9億円 令和2年 12.6億円 令和3年 16.3億円 令和4年 0.2億円 令和5年 マイナス8.3億円 ◆財政調整基金の取り崩し額の推移◆ 平成30年 0 令和元年 4億円 令和2年 0 令和3年 0 令和4年 0 令和5年 14億円 ◆会計別の決算額◆ [一般会計]  歳入決算額 942億9508万9千円  歳出決算額 927億8525万3千円  実質収支  11億7680万3千円  ※実質収支とは、歳入歳出決算額の差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を控除した額 [特別会計] 国民健康保険事業費  歳入決算額 222億8284万2千円  歳出決算額 220億8417万9千円  実質収支 1億9866万3千円 国民健康保険診療施設費  歳入決算額 1億3779万円  歳出決算額 1億3779万円  実質収支 0円 介護保険事業費  歳入決算額 228億5433万7千円  歳出決算額 227億346万1千円  実質収支 1億5087万6千円 後期高齢者医療事業費  歳入決算額 49億2353万9千円  歳出決算額 47億5557万6千円  実質収支 1億6796万3千円 財産区(9件)  歳入決算額 1億6226万円  歳出決算額 1億2381万円  実質収支 3845万円 宝塚市営霊園事業費  歳入決算額 3億4676万3千円  歳出決算額 3億1843万1千円  実質収支 2833万2千円 【3面】 ◆現地視察◆ 令和5年度に実施した事業のうち、新ごみ処理施設の工事進捗状況について視察を行いました。 クリーンセンター内の粗大ごみ棟の解体状況、仮設リサイクル処理場や仮設遊歩道などについて説明を受けました。 ◆主な質疑◆ [一般会計] 【総務費】 改善が必要な財政 問い 今後10年の収支見通しによると、令和7年度は10億円の収支改善が必要だが、事業検証による改善見込み額は2億8千万円にとどまる。この先送り体質が問題では。 答え 国が進める自治体システム標準化の経費について、国からの補助金確保を目指すなど、総力を挙げ取り組んでいる。 【民生費】 子ども総合相談事業 問い 業務時間外の対応は。 答え 継続的な相談者には柔軟に対応。ウェブサイト上の相談受付フォームは24時間入力可能で、執務時間にその内容を確認し連絡している。 【衛生費】 新生児聴覚検査助成事業 問い 精密検査が必要な場合のフォロー体制は。 答え 検査した医療機関が専門医療機関を紹介する。保健師が健診などで把握した場合は、状況を確認し継続的に支援を行う。 【商工費】 エネルギー価格高騰対策支援事業 問い 申込件数が想定より少ない原因は。 答え 3カ月分の領収書を用意する手間や、燃料費の平均購入額区分の下限に達しないと支給できないことが原因と考える。 【土木費】 市民との協働による公園づくり 問い パークマネジメント計画と公園アドプト制度の今後の関連性は。 答え 計画の中で、アドプト活動の担い手不足解消や制度支援も検討したい。 【教育費】 スクールネット活用事業 問い ICT機器を授業で効果的に活用している割合が38%と低い。どう考えるか。 答え 教員が機器を効果的に活用できていないのは喫緊の課題。個人の能力に応じた研修や訪問型研修などで、教員のスキルアップに努めたい。 【歳入】 ゴルフ場利用税交付金 問い 市内ゴルフ場のPRなど税収増加への努力は。 答え 令和8年に市内で大きな大会があると聞く。ゴルフツーリズムに力を入れる他市の取り組みを参考にしたい。 [特別会計] 【介護保険事業費】 認知症総合支援事業 問い 地域の方が認知症の方を理解するための模擬訓練を他市で実施しているが、本市での実施は。 答え 模擬訓練は行っていない。認知症サポーター養成講座の参加者にお困りの方への適切な声かけの方法を講習している。 ◆討論◆ 《一般会計決算に反対》 本市の財政状況は大変厳しく、市は改善に取り組んでいるが十分成果が上がっていない。 高齢化による扶助費の増額や、市立病院の建て替えなど財政問題は深刻である。 この状況を市民に伝え、理解を得て事務事業を見直す必要があるのに対策を何度も先送りしている。 そのため、この決算の認定には賛成できない。 《一般会計決算に賛成》 長いコロナ禍後から日常への過渡期の決算となった。 たからっ子総合相談センター「あのね」の開設や、JR武田尾駅バリアフリー化着手など、長年の市民の要望に沿う事業が着実に進められた。 また、議会が議決した趣旨に沿った予算がおおむね適正に執行されたことから、決算認定に賛成する。 ◆◆一般会計決算討論での各議員の賛否◆◆ 賛成 あさたにあき いけだみつたか いずみゆき いばさとし おおかわひろゆき おおしまちとせ おおしまときこ おだたかこ かじかわみさお かわぐちじゅん きたのさとこ くわはらけんざぶろう さかもとあつし すえながやよい たなかこう てらもとさなえ なかのただし なかやまゆうすけ ふじおかかずえ みとみちえこ みやけこうじ むらまつあんな もちだちえ (五十音順) 反対 きたやまてるあき (五十音順) ◇とみかわこうたろう議長の表決権について  議事は、原則として出席議員の過半数で決定しますが、議長はその表決に加わることができません。  賛成と反対が同数となったときは、議長が決定します。 【4面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  12月定例会の議案審議 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12月定例会では市長から提出された議案、市民の皆さまから提出された請願など44件を審議しました。主な議案審議の概要についてご報告します。 提出された議案は一部を除き、3つの常任委員会(総務・文教生活・産業建設)に付託し、慎重に審査しました。 なお、9月定例会において閉会中の継続審査としていた決算議案15件の審議概要については、2〜3面をご覧ください。 市長提出議案……41件 議員提出議案……2件 請願……1件 ◆常任委員会への主な付託議案等◆ 総務常任委員会  ■令和6年度宝塚市一般会計補正予算(第6号)  など 8件(5面) 文教生活常任委員会  ■宝塚市学校給食の実施に関する条例の一部を改正する条例の制定について  ■工事請負契約(市立小中学校屋内運動場ほか空調設備等整備事業 整備工事)の締結について  ■和解することについて  など 6件(6面) 産業建設常任委員会  ■工事請負契約((都市計画道路)あれちにしやま線道路新設改良工事(その3))の締結について  など 3件(5面) 【5面】 ----------------------------------------------------------------------------------------  一般会計予算を約11億3400万円増額 [全員一致可決] ---------------------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■令和6年度宝塚市一般会計補正予算(第6号) 補正後の予算額 928億7779万円(11億3419万4千円の増額) 主な歳出増は、ふるさと納税推進事業、基金管理事業、自立支援事業など。 主な歳入増は、国・県支出金(自立支援給付費負担金)、ふるさとまちづくり寄附金など。 ◆主な審議内容◆ 問い 障害福祉サービス費給付金が利用者増のため増額となっているが、今後の見込みは。 答え ここ数年、決算額が毎年2億円ずつ伸びており、当面はこの傾向が続く見込み。 問い 介護老人保健施設改修の設計委託料が、入札不調のため全額減額となっている。事業はストップするということか。 答え 2度入札を行ったが、応札者がなく不調となった。仕様を見直した上で来年度改めて予算要求する方針である。 問い 今年度当初から開設予定だった民間放課後児童クラブが開設できなかったため、6カ月分の助成金が減額となっている。今後の見通しは。 答え 新たな取り組みとして民間事業者に場所確保も含めた条件で公募を行い、令和7年4月の開設に向けて事業者と協議を行っている。    待機が発生する学校区は児童数が多く、学校施設内でのスペース確保が困難であるため、今後も同様の方法で進めたい。 問い デジタル基盤改革支援補助金は、国による情報システムの標準化・共通化に要する経費を地方自治体に補助するものだが、国の内示額が実際に見込まれる費用より約5億円不足している。    増額について国と交渉中と聞くが、その状況は。 答え 本市の場合、業務の円滑実施のためシステムに手を加えていることが多く、今回の標準化に際して改修する部分が多い。そのような事情を理解してもらえるよう説明し、補助金の満額確保に努める。 ----------------------------------------------------------------------------------------  (都市計画道路)あれちにしやま線の道路新設改良工事請負契約を締結 [全員一致可決] ---------------------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■工事請負契約((都市計画道路)あれちにしやま線道路新設改良工事(その3))の締結について 市内おばやし1丁目ほか地内において、都市計画道路あれちにしやま線のおばやし工区の道路を整備するため、請負金額4億9874万円で、うつのみや建設株式会社を請負業者として工事請負契約を締結するものです。 ◆主な審議内容◆ 問い あれちにしやま線は最終的にどの部分につながっていくのか。 答え 現在事業中であるおばやし工区と今後に事業を計画しているちぐさ工区に分かれている。おばやし工区からちぐさ方面へ上がっていき、にしやま橋の南側辺りを上り、最終的に県道あかしこうべたからづか線に接続する。 問い ちぐさ側の本線と側道の合流部において目の前に横断歩道があるなど、気をつけなければならないものが突然出てくる状況である。注意喚起について何か対策はあるのか。 答え 各種注意喚起については警察と協議中であり、必要であると考えている。今後も引き続き警察と協議を進めていく。 【6面】 ----------------------------------------------------------------------------------------  物価高騰により、学校給食費を改定 [賛成多数可決] ---------------------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■宝塚市学校給食の実施に関する条例の一部を改正する条例の制定について 物価が高騰する中、学校給食の質を維持し、安心・安全な学校給食を安定して提供するため、学校給食費の改定を行うほか、所要の整備を行うため、条例の一部を改正するものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 今後2段階で値上げする方向性はあるか。 答え 今回の改定は、現状維持に必要な額だけの値上げであり、来年度以降は短い期間で物価に応じて改定する。 問い いつまでに来年度の国交付金の交付が決まれば、値上げせずに対応できるか。 答え 4月以降、国の交付金を給食費に充てることが可能であれば、3月に条例改正を行い、改定の時期を遅らせるなどの対応が可能である。 ◆◆各議員の賛否◆◆ 賛成 あさたにあき いけだみつたか いずみゆき いばさとし おおかわひろゆき おおしまちとせ かじかわみさお かわぐちじゅん きたのさとこ きたやまてるあき くわはらけんざぶろう さかもとあつし すえながやよい てらもとさなえ なかのただし なかやまゆうすけ ふじおかかずえ みやけこうじ むらまつあんな もちだちえ (五十音順) 反対 おおしまときこ おだたかこ たなかこう みとみちえこ (五十音順) ----------------------------------------------------------------------------------------  小・中学校体育館とスポーツセンター武道館に空調設備を整備 [全員一致可決] ---------------------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■工事請負契約(市立小中学校屋内運動場ほか空調設備等整備事業 整備工事)の締結について 市立小・中学校屋内運動場および市立スポーツセンターの武道館において、DBO方式により空調設備等整備工事を実施するため、請負金額20億6827万5千円で工事請負契約を締結するものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 自主避難所の体育館には大規模災害対策としてプロパンガスに切り替える装置があるが、誰が切り替えるのか。 答え 市職員が行う想定。可燃性燃料を取り扱うため、市民による操作には慎重な判断が必要。 問い 武道館が使えない間の代替施設を市が提供する体制は取れないか。 答え 代替施設の確保は困難。指定管理者と既存施設の利用調整などを協議し、利用者のスポーツ意欲の持続に努めたい。 ----------------------------------------------------------------------------------------  市立中学校在籍の生徒が自死に至った事案についての和解 [全員一致可決] ---------------------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■和解することについて 2016年に市立中学校在籍の生徒がいじめにより自死に至った事案の損害賠償請求調停事件に関し、市が損害賠償金を支払うことおよび、この教訓を風化させず、 将来にわたり児童生徒にとり安全安心な学校環境の整備を推進することで和解するものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 和解の要旨に、本件の教訓を風化させず安全安心な学校環境の整備に向けた取り組みを推進することとあるが、具体的にはどう取り組んでいるのか。 答え いじめ問題再発防止に関する基本方針などに、子どものSOSに気づく力を高めるなど、5本の柱を設け施策を実施している。    また、外部による事業評価を行い、施策の状況を確認し、指摘された事項について見直している。    具体的な取り組みとしては、スクールロイヤーによる研修や授業の実施、指導主事が学校を訪問し助言を行うなどがある。 問い 保護者や学校の先生など身近な人にいじめを相談しにくい場合、どのような相談窓口があるか。 答え 学校で学期ごとにアンケートを実施し、それを基に子どもと面談を行っている。県の相談窓口や市の子どもの権利サポート委員会などの窓口があることを子どもたちに周知している。 【7面】 ---------------------------------------------------------------------------  その他の賛否が全員一致した議案 --------------------------------------------------------------------------- ◆市長提出◆ ■名称/結果 令和6年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第2号、第3号)(2件) [可決] 令和6年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費補正予算(第1号、第2号)(2件) [可決] 令和6年度宝塚市特別会計介護保険事業費補正予算(第2号、第3号)(2件) [可決] 令和6年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第2号、第3号)(2件) [可決] 令和6年度宝塚市特別会計財産区補正予算(第1号) [可決] 令和6年度宝塚市特別会計宝塚市営霊園事業費補正予算(第2号、第3号)(2件) [可決] 刑法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理等に関する条例の制定について [可決] 宝塚市立特別支援学校条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市立スポーツ施設条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市建築事務及び住宅事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 令和6年度宝塚市一般会計補正予算(第7号、第8号)(2件) [可決] 和解することについて [可決] 令和6年度宝塚市病院事業会計補正予算(第1号) [可決] 宝塚市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決] ◆議員提出◆ ■名称/結果 特別委員会の設置について [可決] ---------------------------------------------------------------------------  請願 --------------------------------------------------------------------------- ■名称/結果 地域発 民間学童保育の安定的な存続維持についての請願 [採択(全員一致)] ◆◆◆◆◆  決 議 ◆◆◆◆◆ ◆宝塚市財政非常事態宣言の発令を求める決議(全文) 本年3月に公表された財政見通しでは、令和6年度(2024年度)から令和15年度(2033年度)までの10年間において、総額112億8100万円の一般財源不足が生じることが示された。 また、「9.持続可能な財政運営の実現に向けたシミュレーション」として、令和7年度に10億円、令和8年度および令和9年度にそれぞれ7億円、合計24億円の収支改善が必要であることも明記されている。 これらに対応するため、現在実施している全591事業を見直しの対象としたものの、令和7年度予算に反映できる収支改善額はわずか2億8000万円(116事業)にとどまっており、 財源不足を補う目途が立っているとはいいがたい状況である。 そのため、令和7年度においては、財政調整基金を活用することで何とか予算を編成できる見込みではあるものの、その残高は著しく減少し、令和8年度には予算を組むことが困難となる可能性が極めて高くなっている。 さらに、今後は市立病院の建替えや新ごみ処理施設の建設といった大型事業が控えており、建設費の高騰や人件費の増加などにより、財政見通しがさらに悪化する可能性も高くなっている。 もし、このまま有効な対策を講じなければ、自治体として基本的なサービスを提供することや、市民の暮らしを守る責務を果たすことができなくなるという、過去に例を見ない危機的な状況に陥っている。 これらの危機的状況を乗り切っていくためには、市と市議会が一丸となって取り組んでいくとともに、市民の理解と協力を得ていくことも不可欠である。 そのために、財政が危機的状況にあることを市民に広く周知するとともに、今後の財政運営における課題と対策について、具体的かつ詳細な情報を公開していくことが必須といえる。 これらの状況を踏まえ、速やかに「宝塚市財政非常事態宣言」を発令し、財政再建に向けて、一層の取り組みを行うことを求める。 最後に、我々の使命は、市民の暮らしを守り、より良い未来を築くことであり、財政再建はその手段であって目的ではない。 持続可能な財政運営を実現したうえで、市民が明るい未来を思い描けるよう、市とともに責任を持ってこの危機に立ち向かうことを誓う。 以上決議する。 (可決・全員一致) −−−−−−−−−− 財政の主要課題に関する調査特別委員会を設置 ◆任務事項 1 財政の主要課題に関すること 2 中長期的な財政見通しに関すること 3 事務事業見直しに関すること ◆調査特別委員 委員長 くわはらけんざぶろう 副委員長 みやけこうじ 委員 おおかわひろゆき おおしまときこ きたやまてるあき さかもとあつし すえながやよい てらもとさなえ なかやまゆうすけ みとみちえこ もちだちえ ◆設置期間 令和6年11月18日から任務の調査が終了するまで 【8面】 ◆◆◆◆◆◆◆  一般質問 ◆◆◆◆◆◆◆ 一般質問では、議員が市政全般におけるさまざまな課題を積極的に取り上げ、市や教育委員会などの考え方、取り組み姿勢、今後の方向性などをただします。 12月定例会では、23名の議員が一般質問を行いました。 ここでは、その要旨を掲載します。 ■市長は職員との信頼関係ができているか 市民ネット宝塚 てらもとさなえ 【市立文化芸術センター・庭園】 問い 5年間の評価は。 答え 宝塚ならではの優れた企画展を多様な分野で実施し、文化庁の賞を受賞したものもある。ナチュラルガーデンの評価も高い。 問い 文化芸術が生み出す都市の魅力と発展とは。 答え 教育や福祉をはじめ各関連分野との連携を強め、産業振興や地域活性化等さまざまな公共的課題の解決を図るもの。    今後も文化芸術都市・宝塚を掲げ、市民と力を合わせて文化芸術によるまちづくりを推進する。 意見 児童生徒が本物に触れる校外学習の復活を。 【駅前再開発ビルの不振】 問い まちづくりの観点から深刻。市の課題認識は。 答え 空き店舗が目立ち、集客力が低い。施設の魅力向上に向け地域と対話し、包括的な伴走支援を進める。 【市長の行政運営上の課題】 問い 風通しの良い職場風土づくりはできているか。 答え 職員には厳しく指摘することもあるが、信頼関係を築きながら職務に励む。 意見 発言を否定する、意見を聞かない、目を合わせないなどがあると聞く。職員は疲弊している。市長の後をついてきているか、省みてほしい。 ■子どもの育ちと文化芸術 たからづか真政会 もちだちえ 【文化芸術の振興】 問い 歴史ある少年少女音楽隊・バトン隊の事業も事業見直しの対象となっている。代替案なしに議論を進めることは未来世代へ責任を果たしていると言えるか。 答え 財源が限られる中で、どれだけ市の財源を投入して継続していくべき事業なのかを含めて、丁寧な議論と在り方の検討を進める。 意見 厳しい財政状況であっても次世代に宝塚らしい文化芸術を伝えるために、効果的かつ継続的な振興を。 問い 合同音楽会は継続するのか。 答え 学校現場の状況等を総合的に検討した結果、継続は難しいと判断している。 意見 子どもたちの未来のために何が最も必要か議論し、廃止の再考を。 【子どもの学びと体験】 問い 文化芸術や人との関わりを深めることが子どもの成長に大きな影響を与えるため、価値ある体験を提供することが重要である。学校での行事等に対する教育委員会の見解は。 答え 各学校での取り組みの情報共有を行うとともに、他市町での取り組みや市内の人材などの情報を収集し学校に提供することで、子どもは豊かな経験ができると考えている。 ■今こそインバウンドの対策を 公明党議員団 なかのただし 【インバウンド対策】 問い 令和6年10月に年間訪日外国人観光客数が3千万人を突破した。大阪・関西万博による増加を考え、今こそインバウンドに特化した組織をつくるべきでは。 答え インバウンドに特化せず、国際交流など総合的な施策を進める検討をしたい。 意見 宝塚の将来を開く大事な部署として期間限定でも設置すべき。 【心のサポーター養成講座】 問い 厚生労働省の精神障がいにも対応した地域包括ケアシステム構築に向けた施策。本事業の進捗状況は。 答え 他自治体がモデル事業で実施。対象が保健所設置市のため本市は対象外。 意見 保健所設置市でなく補助はないが取り組みを。 【中学生へのピロリ菌検査】 問い ピロリ菌は胃がんの原因でもある。中学生に検査する市があるが、本市は。 答え 実施していないが、国の動向を注視する。 【「第2期夢・未来 たからづか創生総合戦略」の改訂】 問い 将来推計人口だけでなく、単身世帯が社会の主軸になると推定する世帯数の将来推計も取り入れ、計画を作るべきでは。 答え 変化を認識し対応する必要があると考える。 【9面】 ■県知事選挙に対する市長としての対応 無所属・にっぽん維新の会宝塚市議団 すえながやよい 【市長会有志の一人として発表した声明文】 問い いなむら氏の支持を表明した理由と経緯は。 答え いなむら氏は尼崎市長の経験から阪神間の課題把握、市政推進の共通認識を得やすく、早期に県政を落ち着かせることができると考え、賛成した。    声明文や記者会見という手法で市長会有志が支持を表明することには強く反対したが、意見が通らず名前が載った。 問い 11月13日付けの声明文に対し11月14日付けの声明文において名前が追加になった理由と経緯は。 答え 記者会見前日の夜まで手法について反対していた。いなむら氏支持を伝えた結果、14日付の声明文に名前が載ったと考えている。 問い 声明文は確認したか。 答え 13日付けの声明文は翌日に、14日付けの声明文は週明けの知事選後に見た。 問い なぜ名前の記載に対し抗議しなかったのか。 答え 手法に対して反対していたが、記載された以上、何を言っても変わらないと考えた。 意見 今回、市長の意思が十分に感じられず、考えを押し通す力がないと感じた。首長としてどうなのかと思う市民もたくさんいることを考えてもらいたい。 ■カリキュラム・オーバーロードに対応を 市民ネット宝塚 きたのさとこ 【カリキュラムの負担軽減】 問い 教育課程の時数と内容が過多となり、子どもに過大な負担だが、改善策は。 答え 授業時数を点検、実情に合わせて教育課程を見直すなど負担軽減に努める。 問い 短縮された夏休み・冬休み期間を元に戻しては。 答え 特に夏の猛暑により子どもの健康や通学時の安全面が懸念されることから、2学期の開始時期については検討が必要と考えている。 問い 拘束時間も長く技術向上の要求も高い厳し過ぎる部活動の在り方も負担に。子どもの権利擁護の徹底を。 答え 策定した部活動ガイドラインに基づき、子どもの主体性等を大切にした適切な運営と指導に取り組む。 意見 結果重視からプロセス重視へ、自ら考え展開する部活動へ転換・一新を。 【学校におけるカスタマーハラスメント対策】 問い 過剰な要求や不当な言動への法的支援に、スクールロイヤーの活用は。 答え スクールロイヤーは、子どもの最善の利益の保護や、学校、教職員の対応力向上を目的に配置しており、過剰な要求や不当な言動への直接的な対応に関しては顧問弁護士に相談している。 意見 未然防止・再発防止に向けた体制整備を。 ■迫る財政危機、変革は待ったなし 無所属・にっぽん維新の会宝塚市議団 むらまつあんな 【労働力不足を見据えて】 問い 職員にしかできないこととそうでないことをより分け、業務の効率化を進める必要がある。そのためには業務量の可視化が必要だが、未だに調査に着手できない理由は。 答え 現在はICTを活用した業務効率化に取り組んでいる。業務量調査には年間約1千万円の費用を要するため、費用対効果を踏まえ今後の検討課題としたい。 【電子請求サービス導入】 問い 他市の実証実験結果を本市に当てはめて試算すると、7020時間、2574万円の削減効果が考えられるが、導入の検討は。 答え 手入力していた伝票作成の負担軽減、チェック時の事務軽減が考えられるが、導入費用のほか、どの程度の事業者に協力してもらえるかが課題。 【購買管理システム導入】 問い 発注事務の一元管理により業務時間や振込手数料を削減している他市の事例がある。システム導入で購入コスト10%削減も見込めると思われるが検討は。 答え コストと効果を正確に見極めたい。 意見 今までどおりの市政運営はもはや困難。危機感を持って、前向きに変革の取り組みを。 ■学校教育に関する保護者負担の軽減を 公明党議員団 ふじおかかずえ 【ヤングケアラー支援】 問い 子ども本人と関係者の気づきのために必要なことは。 答え 子どもに寄り添い、状況に応じた見守りを徹底するとともに、地域の大人や関係機関が理解を深め対話の機会を増やすことで、本人の意向に沿った支援につなげていきたい。  意見 各部横断的な連携を構築し、実効性のある支援を。 【5歳児健診の実施を】 問い 全ての子どもを対象とする5歳児健診の導入を進めてほしいが見解は。    答え 国等の動向を注視しながら、子どもの健康づくりの方策を探っていく。 【修学旅行費と中学校制服代の負担軽減】 問い 学校ごとに保護者の負担額が異なる修学旅行と中学校の制服。    その保護者負担軽減と、契約の透明性、公平性確保の観点から、教育委員会が検討の場を設け、契約方法等について具体的に協議を進めるべきでは。 答え 全市的な広い視点を持ち、教育委員会が主導的に行っていくことが大事だと考える。 意見 教育委員会が問題意識を持ち、断固とした信念によりリーダーシップを発揮して進めてほしい。 【10面】 ■子どもの健康と成長を支える体制 ともに生きる市民の会 かわぐちじゅん 【不登校児童生徒の健康支援について】 問い 学校での健康診断の受診率は。 答え 小学校で約98%、中学校で約93%である。 問い 未受診者数について教育委員会の見解は。 答え 不登校の児童生徒数と近似しており、重く受け止めるべき数値である。 問い 受診できない児童生徒が柔軟に受診できる仕組みづくりが必要と考えるが。 答え 医師会と相談しながら、適切な健康管理の方策を検討していく。 問い 不登校の児童生徒が利用できる放課後等デイサービス事業所の把握は。 答え 把握できていない。 問い 利用者が増加する中で、今後の市の対応は。 答え 今後見込まれる需要に対して、適切に対応していく。 【あのねについて】 問い キッズフェスに参加した内容および所感は。 答え 休憩所や施設見学として開放し、110名が来場。施設を知らなかったとの声もあり、身近に感じてもらえるきっかけとなった。 意見 積極的なアウトリーチ活動を行い、子どもたちの体と心の健康づくりを支援するための環境整備のさらなる推進を。 ■行財政経営の危機について たからづか真政会 おおかわひろゆき 【厳しい令和7年度予算編成】 問い 12月補正予算時点での財政調整基金残高は。 答え 約53億円と見込んでいる。ただし、人事院勧告に伴う人件費増を反映するとさらに減少し、標準財政規模の10%程度になる。 問い 令和7年度予算編成の状況は。 答え 歳入の伸びが見込めず、歳出は人事院勧告に伴う人件費の増や扶助費の増、将来のための基金積み立てにより収支不足が大きく非常に厳しい予算編成になる。 問い 病院の建て替え事業費増による影響は。 答え 一般財源負担額として見込んでいた毎年約5.5億円の負担が1億円以上増加する可能性がある。 問い 新ごみ処理施設の建設における物価高騰に伴うスライド条項適用の影響は。 答え 一般財源への影響は約4億円程度で、約8年間の残工事では年間平均5千万円程度負担増となる。 意見 財政非常事態宣言を出すことを考え、これまでにないほどの厳しい財政状況の認識を市民と共有するとともに、行政として責任を持って決断すべきところは決断し、    やるべきことはやることでこの危機を力を合わせて乗り切るべき。 ■全ての子どもに校区内の居場所を たからづか真政会 あさたにあき 【気候非常事態宣言に基づく取り組みは】 問い 令和3年に宣言を出してから、子どもたちに地球温暖化を考える学習・教育機会は拡充されているか。 答え 小学校でエコライフノート等を活用している。 問い 温室効果ガス削減には資源ごみを分別し燃やすごみの削減が必要。年間の資源ごみ売り払い収入額は。 答え 令和5年度の収益は9300万円程度。 意見 3Rの取り組みを進めるためにもホームページで収入額を含めたPRを。 【学齢期の子どもに等しく居場所の整備を】 問い 学齢期の子どもが安全に移動できる範囲は。 答え 校区内と考える。 問い 虐待等により家庭で安心して過ごせない子どもの居場所整備のため校区ごとの居場所調査が必要では。 答え 国の指針にも子どものニーズに応じて整備すべきとある。子どもが自ら選べる居場所を整備していく必要があると考えている。 【市立病院の建て替えに公共施設複合化の検討を】 問い 複合化の対象となる可能性のある施設は。 答え 機能上病院施設と親和性があるもの、財政上の負担が軽減できるものが対象になると考える。 ■単身高齢世帯の伴走支援を ともに生きる市民の会 おおしまときこ 【マイナ保険証】 問い 国民全てが持つ健康保険証と、任意取得であるマイナンバーカードは相反する。一体化について、整合性をどう考えているのか。 答え カードへの保険証登録は任意である。未登録の方には資格確認書を発行し、従来同様安心して医療機関を受診できると考えている。 【災害時の廃棄物処理】 問い がれき処理に係る仮置き場の想定は。 答え 過去の教訓から、地域に小さな仮置き場を設置するよりも大きな仮置き場を設置し処理する方が効率的と考えており、市災害廃棄物処理計画で、市内事業者と仮置き場に関する協定を締結している。  【増え続ける単身高齢世帯】 問い 亡くなられた後、市ができる支援は。 答え 火葬手続きや御遺骨の引き取りに関する連絡等、丁寧に対応を行っている。 問い 市で保管する引き取り手のない遺骨の現状は。 答え 生活保護等関係で14件、行旅死亡人関係で2件となっている。 意見 生活支援から死後対応まで伴走する仕組みを関係課で共有できれば、専門の窓口は不要。市はコーディネーター役として体制整備を。 【11面】 ■誰もが生き生きと暮らせるまち、宝塚 日本共産党宝塚市会議員団 みとみちえこ 【診療科のさらなる充実を】 問い 市立病院の機能強化に向けた考えは。 答え 新病院整備に向けて、将来の医療需要に対応できるよう、充実させる診療分野を慎重に検討する。 問い 産婦人科の分娩が休止に至った経緯は。 答え 2008年3月、関連大学からの産婦人科医師の派遣が終了し、同年4月から入院診療を休止した。 問い 新病院整備に向け、分娩可能な産婦人科の検討は前向きに行っているのか。 答え 現時点では前向きに考えたいと思っている。 【無料低額診療事業の拡充】 問い 市内で無料低額診療を行っている診療所は。 答え 高松診療所と良元診療所で行っている。 問い それぞれの診療科以外の患者が来た場合、他の医療機関でも無料低額で診てもらえるのか。また、医療費が払えない患者に対し、どのような対応をするのか。 答え 診療科目がない場合、他市の無料低額診療所を案内する。また、医療費が払えない場合は、生活保護制度の利用について案内する。 意見 お金のあるなしに関係なく、差別されない医療こそが大切だと考える。志を持つ医療機関が一つでも増えることを願いたい。 ■市が当事者として市民に寄り添いを 公明党議員団 みやけこうじ 【宝塚残土処分場で発生した土砂崩れ事故】 問い 市も当事者として住民と事業者との話し合いに入り、しっかりと関わっていく必要があると思うが。  答え 地域の生活環境が守られ、安心して生活ができるように住民の意見を真摯に聞き、市や県の関係部署や県営住宅の指定管理者などと連携を取り、事業者への対応を図っていきたい。 【やまてだいひがし5丁目交差点で発生した人身事故】 問い 人身事故を受けて、今できる交通対策は。 答え 交差点南東の照度が足りないので、街路灯を1基設置したい。また、住民の意見を聞きながら、視認性の確保に必要な樹木の伐採を考えていきたい。 問い 街路灯の設置などを行った上で、信号機の設置が必要である場合は、市も一緒になって県に対して動くべきだと考えるが、市の見解は。  答え 状況に応じて、市も一緒に警察に要望等をしていけたらと考えている。 【公共交通実証実験】 問い 今後の取り組みは。  答え 実証実験の結果を検証し、地域住民の声を聞きながら、地域に合った公共交通の導入に向けて検討を進める。 ■厳しい財政状況の中あらゆる取り組み たからづか真政会 いずみゆき 【ネーミングライツの積極的導入を】 問い 令和7年度に向け、ネーミングライツによる歳入確保に取り組めるか。 答え 来年度からできるか分からないが、あらゆる手段を考えていきたい。 【どうぶつ基金を活用した地域猫活動の推進】 問い どうぶつ基金を活用していない理由は。 答え どうぶつ基金から交付される無料チケットを利用できる病院が市内になく、近隣市においても非常に少ないことなどが理由である。 意見 どうぶつ基金を活用すれば市や市民の負担がなくなる。今後検討を。 【兵庫県知事選における市長の対応について】 問い 今回の市長の対応への意見件数とその内容は。 答え 12月5日時点で電話80件、メール70件等があった。主な内容は、市長は中立であるべきや非常に残念だ等である。 問い 否定的な意見が多い中、定例記者会見での説明だけで責任を果たしたと言えるか。 答え 定例記者会見での説明のほか、返事を求められた意見に対しては丁寧に回答している。 意見 市民に向けて十分な説明を。 ■市民の「いのちとくらし」を守るために 日本共産党宝塚市会議員団 たなかこう 【地球温暖化防止】 問い 新ごみ処理施設が果たす役割は。 答え 低酸素運転による効率的な燃焼やシステム全体での効率化と省エネ化などにより、温室効果ガス排出量が大幅に削減できる。施設の性能向上と焼却量削減によりさらに削減できると考えている。 問い 燃やすごみに含まれるプラスチックを少しでも分別してもらえるよう家庭ごみ調査を行っているとのことだが、取り組み内容は。 答え ごみステーションの家庭ごみを一定量回収し、分別状況やごみの種類等を分析して、今後の市民への有効的な啓発について分析調査している。 問い この取り組みの告知についての現状と今後は。 答え 一般廃棄物処理基本計画やパブリック・コメントで周知している。今後は、ホームページ等で現状や注意点を啓発していきたい。 【課税最低限の引き上げ】 問い 本市の税収や市民サービスへの影響は。 答え 試算では個人市民税が約42億円減収する見込み。国民健康保険税、介護保険料や保育料などのほか、福祉医療費や就学援助などさまざまなサービスに影響を及ぼすと想定される。 【12面】 ■地域社会のコーディネーターとして 無所属・にっぽん維新の会宝塚市議団 いけだみつたか 【終活支援事業の導入】 問い 独居高齢者世帯が2019年約1万8千世帯から本年約2万世帯に増加したが、終活支援の現状は。 答え エンディングノートの配布や終活セミナーを実施している。終活の相談があれば、高齢福祉課と市内7カ所の地域包括支援センターで受けている。 問い 現状を踏まえ、どう取り組んでいくのか。 答え 今後充実した終活支援事業に取り組んでいく必要があると考えている。 意見 高齢者に寄り添った支援体制の構築を。 【小規模葬祭場の建設に係る課題】 問い 小規模葬祭場の建設状況と建設に関し住民からの相談等はあったか。 答え 過去5年で500平方メートル未満の建設が3件あり、住民から着工前事業説明の要望や住環境の影響などの意見があった。 問い 小規模葬祭場建設への市の対応は。 答え 事業者に地域への丁寧な説明を求めるとともに、地域のルール作りに向け、アドバイザーの派遣、出前講座等の支援を行っている。 意見 地域社会のコーディネーターの役割を担い、地域住民と事業者との話し合いによるまちづくりを。 ■学校現場における諸課題について 無所属・にっぽん維新の会宝塚市議団 なかやまゆうすけ 【学校現場の諸課題】 問い 教職員の働き方改革の進捗は。 答え ICTツールの活用や行事の精選などの取り組みを着実に進めている。 意見 業務を列挙し、優先順位をつけていく取り組みを。 問い 校則の在り方に関する取り組みは。 答え 令和6年3月に、校則の見直しに関するガイドラインを策定した。 問い ガイドラインを策定して終わりにするのではなく、全校で校則が改定されたか追跡すべきではないか。 答え 今後の在り方を検討していきたい。 問い 成績のつけ方(評価基準)の公開に関する取り組みは。 答え あゆみや通知表の見方を文書やホームページで周知している学校がある。 意見 滋賀県野洲市のように、観点別評価の基準の公開を。 問い PTAの在り方について、教育長の考えは。 答え 子どもたちが心豊かな学校生活を送れるよう、必要な助言を行っていく。 【安全対策について】 問い 安倉中5丁目北側の交差点における安全対策は。 答え 当該国道を管理する県に対策を要望していく。 ■健康予防行動にはインセンティブが重要 無所属・にっぽん維新の会宝塚市議団 いばさとし 【健康予防に取り組む人へのサポート】 問い 市公式LINEのショップカード検討の状況は。 答え 庁内で行ったショップ機能活用希望調査の回答を基に検討を進めている。 意見 健康予防に取り組むためにはインセンティブが非常に重要になる。 【市役所のひろばの活用】  問い 建設時から、マルシェなどにぎわいづくりへ利用する目標があった。有効利用への取り組みは。 答え 広く一般に利用できるよう検討中。 【後援事業に対する文化芸術センター利用料の減免】 問い 庭園の利用料が高く、利用が少ない。減免措置などの周知や今後の方向性は。 答え 市から減免要請はできないが、指定管理者と利用促進の意見交換を進める。意見 後援名義取得による細かな減免の設定を。 【武庫川河川敷の利用】 問い 個人でバーベキューや花火はできないのか。 答え 市が公園として管理している河川敷緑地部分は火気厳禁。他の部分は原則自由利用である。 意見 河川敷でも火気の使用が可能な場所はある。市と民間団体が協力し、公益性のあるイベントの定期実施でエリアの活性化を。 ■西谷活性化は大きな枠組み大胆な発想で 無所属 おだたかこ 【住の安心 宝塚市マンション管理計画認定制度】 問い マンションの健康診断。市が認定のメリットは。 答え 市場評価の高まり、住宅金融支援機構の融資制度活用による大規模修繕時の金利優遇や要件を満たせば固定資産税の減額対象に。 【交通 AIバス路線実験】 問い めふ自由ガ丘・きよしこうじん5丁目区域の利用状況は。 答え 乗降者数は利用者全体の約2割となっている。    意見 利用実績を基に、めふ循環線の延伸検討を。 【高齢者社会参加 バス・タクシー運賃助成券の活用】 問い 寄席など文化事業鑑賞割引に同額で使えないか。 答え それを含め研究する。 問い 利用促進のため、助成券に70歳以上は常時申請可能と印刷しては。 答え 来年度冊子の校正中。担当課で文言等を検討し、記載する方向で進めている。 意見 公設民営の市内映画館での割引適用も実現を。 【西谷 活性化で歳入改善】 問い 宝塚自然の家の教育財産以外としての活用は。 答え 指定管理者の実践を見て、活用の在り方を教育委員会と市長部局で横断的に議論し、検討に取り組む。 【道路 渋滞緩和の道筋】 問い 宝塚平井線の整備は。 答え 今後、県と協議する。 【13面】 ■マンション管理の適正化は急務 市民ネット宝塚 きたやまてるあき 【管理状況届出制度】 問い 全国的に管理不全マンションが問題となり、法改正により地方自治体の助言、指導、勧告が可能となった。本市でも手遅れにならないうちに取り組みを。 答え 豊島区、芦屋市などが届出制度を実施している。本市は5年程度を目安に実態調査を行うほか、啓発活動に力を入れており、届出制度と同様の効果があると考えるが、今後も効果的な施策について研究していく。 【タワーマンション規制】 問い 第一小学校区ではまだ開発余地があり、地域住民は道路渋滞、教育環境のひずみを懸念し規制強化を求めている。神戸市で行われているようなタワーマンション規制の導入は。    答え 土地の高度利用を進める中心市街地における規制は困難だが、指摘の点には丁寧に対応していく。 【新病院の病床規模は】 問い 将来人口推計、患者の動向などを見通し、経営面、組織体制面を考えると、新病院は300床程度が適当ではないか。 答え 政策アドバイザーや医療従事者の意見を参考に、慎重に検討中。柔軟に変更可能な病棟計画にするとともに、市内7病院との機能分化、連携強化を進めたい。 ■共生社会の実現を 公明党議員団 さかもとあつし 【交通安全対策について】 問い 自転車の罰則強化について市民への周知は。 答え 広報たからづか、市ホームページ、交通安全教室などで周知している。 問い 自転車事故の件数は。 答え 昨年度に比べ増加傾向。電動アシスト付自転車の普及とスピードを出しやすい特性が理由と聞く。 問い 市役所敷地内のロータリー交差点が実際の通行ルールと違うのでは。 答え より安全を考慮する。 【認知症施策の促進】 問い 認知症サポーター養成講座の参加者数の推移は。 答え コロナ禍はかなり減少したが、現在はコロナ禍前の水準に戻ってきている。 問い ケア技法のユマニチュードを市民が学ぶ機会は。 答え 市立病院へ入職する看護師に毎年研修を実施。 問い ステップアップサポーター養成講座の中でユニマチュードに触れては。 答え 認知症地域支援推進員と共に検討したい。 意見 当事者だけでなくケアする側の負担軽減につながる。前向きな検討を。 【充電池などの回収】 問い リチウムイオン電池などの回収は。 答え 取り外し可能なものはクリーンセンター、家電店などで回収している。 ■子ども主体の部活動地域移行を たからづか真政会 おおしまちとせ 【部活動地域移行】 問い 進捗状況は。 答え 地域移行基本方針に基づく取り組みや部活動地域移行検討協議会で具体的な協議を進めてきた。生徒や保護者へ地域クラブのニーズ調査アンケートを実施し、部活動担当教員と意見交換を行っている。 問い 指導者の確保は。 答え 教員アンケートで実情を把握し、教員へ意向を確認の上、不足する指導者を社会体育団体や文化芸術団体に協力依頼し確保する。 意見 各市で進捗に差があり、国は地域展開という形に改め、改革期間の延長などの案を発表。子どもたちのためしっかりと対応を。 【公園管理】 問い 除草や清掃の実施は。 答え 除草は年3回、清掃は年6回程度実施。 問い 雑草の成長速度に柔軟に対応する仕組みは。 答え 設計数量の範囲内で柔軟に対応できる。 【末広体育館の環境改善】 問い 観覧席が利用できない理由は。 答え 観覧席への移動がらせん階段のため、法令上ならびに安全管理上、利用が制限される。火災などの発生時に非常に危険と考える。 意見 換気や待機場所の確保など利用環境の改善を。 ■市長の不適切な言動が市政に及ぼす影響 たからづか真政会 くわはらけんざぶろう 【市民懇談会での発言】 問い 「支援が欲しければその支援がある市に移ればいい」との印象を与える市長発言があったと聞くが。 答え 他市の施策が自身の求める政策と一致する場合、そういうことも含めて市民は住みたいまちを選択することになるという話をした。 問い 市長が言うべき言葉ではない。なぜ市民にそのような言い方をするのか。 答え 限られた財源の中、共に考え優先順位をつけ、施策を展開していきたいと伝えた。誤解を招いたのであれば申し訳ない。 【兵庫県知事選挙】 問い 市長会有志の文書に勝手に名前を載せられたことに抗議しないのは事後承諾したということか。 答え 文書が公表される段階で文書を確認していないため、何ら意思表示はしていない。いなむら氏を支持していたことは間違いなく、異議を唱える必要もない。 問い 現在、文書による勘違いが日本中に出回っている。このままでよいのか。 答え 手法に賛同していないことを明確に伝えている。 意見 反対しても勝手に名前を載せられたことについては、今からでも抗議すべき。市長は市民から厳しい目で見られている認識を。 【14面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  視察報告(1) 総務常任委員会 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 10月29日 DXの推進 埼玉県さいたま市 行政サービスの継続的な提供には、デジタル技術の積極的な活用が必要です。  そこで、全国自治体DX推進度ランキング2023第1位のさいたま市でDX推進について学びました。 さいたま市は、デジタルを活用した効率的な行政の実現に向けて取り組まれています。DX推進本部を置き、ワーキンググループ(窓口・デバイド・人材・標準化・業務)を傘下に人材の外部登用も含め、機能的に推進されています。 従来のアナログ手法に対し「アナログ規制の点検・見直し」を幾度も行い、情報と業務プロセスのデジタル化を同時に進め、DX化を加速。また、市民サービスの向上のため、アプリ機能のある地域通貨「さいコイン」を開始しています。 視察を通じ、宝塚市のDX推進はまだまだ道半ばと感じました。今後、さいたま市の取り組みを参考にできたらと思います。(すえなが) 10月30日 働き方・仕事の進め方改革 神奈川県川崎市 川崎市では、人口減、職員減、税収減が進む一方で地域課題の複雑化・多様化が進む状況に対応するため、市民、職員から選ばれる川崎市を目指し、デジタル化、働き方・仕事の進め方改革を推進しています。 働き方改革では、ノー残業デーを毎週水曜日のほか、職場ごとに設定しています。実施しやすい日を決められ、効果があります。 オフィス改革では、新庁舎完成を機に長机のみを置きました。自由に移動し、グループワークや1人で集中するなど、仕事に適した場所を選択できます。 また、集中型就労のワークステーションで、紙書類を集中的にデータ化しペーパーレス化を促進。新庁舎移転に合わせ、庁内便の配送や古紙回収、物品補充業務を本格的に実施しました。 このワークステーションの取り組みで、障がい者雇用を6名から24名に拡大したことは画期的です。(かじかわ) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  視察報告(2) 議会運営委員会 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 11月11日 議会改革の取り組み 東京都墨田区議会 東京都墨田区は人口28万6千人余りの自治体で、議員定数は32人。平成30年の議会基本条例制定以降、さまざまな議会改革に積極的に取り組んでおられます。 まず、通年議会として災害時等の市長の専決処分をなくし、本会議だけでなく議会運営委員会を除く全ての委員会のライブ・録画中継を行うなど議会の透明性を高めておられます。 また、傍聴に関して手話通訳者の派遣や本会議傍聴席での音声の字幕表示など、多様な市民に配慮した取り組みも素晴らしいと思いました。これらは予算を要し、難しいとは思いますが、検討する価値があります。 また、議会事務局の提案制度を議会基本条例に提案権として明文化され、議会事務局の機能強化を図るなどの取り組みも重要であり、議会改革にはまだまだ余地があることを実感。今後とも精進したいと思います。 (あさたに) 11月12日 市民参加型政策サイクル 福島県会津若松市議会 明治32年、福島県初の市制を施行した歴史のある会津若松市では、免震工事を経て古い庁舎を生かす建て替えが進んでいました。 市議会は全国でも早い平成20年に議会基本条例を制定し、そこには「議会は市民と結びついて活動していくべき」という基軸が定められています。 意見交換会での市民意見の聴取、政策研究、予算審査、決算審査までの政策サイクルを1年間を通じて行っています。15の地区別意見交換会は、議員が5班編成で3地区ずつ実施され、市内団体等との分野別意見交換会も計画中です。 地区の給水施設整備やコミュニティバスを通学にも拡充したことなどは、市民の意見を政策に反映させた実例です。 そういった政策を議会から提案し議決するためには、議員間討議が最重要だということがよく分かりました。 (きたの) 【15面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  政策研究会レポート   行政や議会の   デジタル化推進を提言 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ■政策研究会とは  市議会では、政策的条例案の策定、市長に対する政策提言等を研究するため、各会派の議員が参加する政策研究会を設置することができます。  令和5年10月に設置した「デジタル化およびデータ利活用に関する政策研究会」には議員9名が参加し、令和6年11月に議長に対して提言書を提出しました。 <提言の内容> 1 データの利活用による政策立案の高度化 (1)データプラットフォームの構築 (2)データアナリティクスの導入 2 チャットGPT等のAI技術を活用した議会運営の効率化 (1)議事録作成の自動化 (2)議員活動のサポート 3 デジタル化推進のための体制づくり (1)議員のデジタルリテラシー向上のための研修プログラムの実施 (2)データ利活用の実践的能力を高めるワークショップの導入 解説   限られた財源を有効に使い市民生活の向上を目指すため、データに基づいた政策立案の必要性が高まっています。   そのためには、さまざまなデータを蓄積し利用しやすい環境を整えるとともに、それらのデータを分析し政策立案に役立てるためのツール(道具)を用意する必要があります。   近年、コンピューター自身が学び判断するAI(人工知能)技術が実用化され、自動運転、医療画像診断、文章作成、翻訳などの分野で注目を浴びています。議会活動にもこの技術を活用しようということが提言されました。   そして、これらのデジタル技術を正しく活用するための能力を身につけるための研修等にも取り組む必要があるとしています。 <政策研究会で取り組んだこと> 1 ワークショップ形式でデータ分析の手法を学ぶこの研究会では、提言すべき内容を会議室で協議するだけでなく、参加した議員が実際にデータ分析を試み、それがどのように活用できるか体験することを重視しました。   具体的には、行政が保有する人口推移のデータを用い、データサイエンティストの助言を受けながら、データに基づいて仮説を立て、分析ツールを用いて検証する手法にチャレンジしました。   試験的な試みでしたが、「地域公共交通の課題」「介護に関する課題」「高齢者の増加と駅前の変化」といったテーマを取り上げ、今後の政策立案にも活用できると思われる新しい手法を体験しました。 2 行政の取り組みを知る行政において検討が進むチャットGPT等の生成AI活用について、宝塚市が策定したガイドライン等の説明を受け現状を学びました。   その上で、今後の議会運営の効率化や市民サービス向上の可能性を追求することを目指して、今回の提言を取りまとめました。 <今後は> 今年度中に市議会に導入するペーパーレス会議システムも活用しながら、議会としてこの提言をどのように実現していくかを検討していきます。 【16面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  神戸女学院大学音楽学部の学生による  フレッシュな歌声をお届けします    議場コンサート ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 2月25日 火曜日 午前9時30分〜10時 <開場は午前9時> 市議会議場 ※申し込み不要、入場無料です。直接、市議会傍聴席(市役所5階)へお越しください。 ※定員82名です。定員を超えた場合はご入場いただけませんので、あしからずご了承ください。 ※議場コンサートに引き続き、本会議を開会します。 声楽/くどう まりか(ソプラノ)    たけお あやね(ソプラノ)    わきた あやな(ソプラノ) ピアノ/むらた さや (神戸女学院大学音楽学部4年「音楽によるアウトリーチ」履修生) プログラム  今日もひとつ  すみれの花咲く頃 ほか  ※プログラムは変更になる場合があります。 【お問い合わせ】  議会事務局総務課TEL0797−77−2034 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  3月定例会の予定 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 2月18日 火曜日 議会運営委員会 2月25日 火曜日 議会運営委員会、議場コンサート、本会議、予算特別委員会 2月26日 水曜日 総務常任委員会(1)+協議会 2月27日 木曜日 文教生活常任委員会(1)+協議会 2月28日 金曜日 産業建設常任委員(1)+協議会 3月3日 月曜日 総務常任委員会(2) 3月4日 火曜日 文教生活常任委員会(2) 3月5日 水曜日 産業建設常任委員会(2) 3月6日 木曜日 常任委員会(2)(予備日) 3月7日 金曜日 予算特別委員会 3月10日 月曜日 予算特別委員会 3月11日 火曜日 予算特別委員会 3月14日 金曜日 協議会+常任委員会(3)予算特別委員会 3月17日 月曜日 議会運営委員会 3月18日 火曜日 本会議 3月19日 水曜日 本会議(予備日) ※日程については変更する場合があります。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆  市議会  ホームページ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 会議日程や議案審査の結果等をご覧いただけます。また、本会議や委員会の会議録検索もできます。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆  インターネット  中継・録画配信 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 本会議や一部の委員会の模様を動画で配信しています。スマートフォン・タブレットでも視聴可能です。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆  Facebook ◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 本会議や委員会の開催日程のほか、議会報告会や意見交換会など市議会主催イベントの情報をお知らせしています。フォローをお願いします。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆  83.5メガヘルツ  FM宝塚 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 毎週2回(月曜日・木曜日)11時55分から5分間、市議会の話題をお届けしています。一般質問(録音)や議長インタビューなども放送しています。 ◆◆◆◆◆◆◆◆  傍聴のご案内 ◆◆◆◆◆◆◆◆ 市議会の本会議や委員会は原則として公開となっており、どなたでも傍聴することができます。 議員の活動や市政の動向等を知る機会でもあります。ぜひ傍聴にお越しください。 ■本会議場の傍聴受付  市庁舎5階、本会議場傍聴席入り口。傍聴席数は84席(車いす席、磁気ループ席あり)。 ■手話通訳・要約筆記  ご希望の方は、障がい 福祉課(ファックス0797−72−8086)へお問い合わせください。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  記事の訂正について ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  議会報「かけはし」第265号6面下段「令和5年度宝塚市下水道事業会計決算を認定」の記事について次のとおり訂正いたします。 〈令和5年度下水道事業会計決算の概要〉資本的収支 (下水処理のための施設・管路など)表中 【誤】差し引き 18億6281万9273円 【セイ】差し引き マイナス18億6281万9273円 ◆◆◆◆◆◆  編集後記 ◆◆◆◆◆◆ ◆宝塚は、議会も市も70周年に終始した一年でした。暦では節分が新年の始まり。身近で多数の意見も寄せていただけるような議会をめざし、今年も一丸となり努力します!(おおしまときこ) ◆寒い日が続きます。若いときの方が寒かったと感じるのは私の皮膚感覚が衰えてきたのでしょうか。議員になってもうすぐ2年。日々反省だらけですが、精進してまいります。(みとみ) ◆「財政が厳しい」「人員が不足している」は現状であって物事の理由ではない。どんな宝塚市であってほしいかというビジョンを行政と議会と市民で共有していきたいです。(もちだ) ●誌面へのご意見、ご感想は、議会事務局まで。 宝塚市議会事務局 〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 電話0797-77-2168(直通) ファックス0797-74-6902 ●宅配に関しては、ジャパンメッセンジャーサービスまで。 ジャパンメッセンジャーサービス株式会社 フリーダイヤル 0120-240-324(9時から18時まで) 次号は、令和7年(2025年)5月1日発行予定です。