《宝塚市議会報かけはしテキスト版》 第263号 令和6年(2024年) 5月1日(水曜日) 編集発行宝塚市議会 宝塚市議会報かけはしテキスト版は、宝塚市議会報かけはしの写真や画像、一部表グラフなどを省いてテキスト形式で編集しています。 文書読み上げソフトによっては、正しく読み上げできないこともあります。 誌面へのご意見やご感想は、議会事務局までお気軽にお寄せください。 宝塚市議会事務局 〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 電話 0797-77-2168(直通) ファックス 0797-74-6902 【1面】 4年ぶりに 議場コンサートを開催 宝塚市交響楽団のメンバーによる弦楽四重奏 ○令和6年度一般会計・特別会計予算を可決 ○3月定例会の概要 ○盛り上がりました 第10回意見交換会 ○宝塚市議会70周年記念シンポジウム 【2〜3面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  令和6年度  一般会計・特別会計予算を可決 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 2月13日に市長から、令和6年度宝塚市一般会計予算および6件の特別会計予算が提案されました。 予算特別委員会で慎重審査の上、3月26日の本会議において、全ての予算案が可決されました。 予算規模は、905.5億円と過去最大で、財政調整基金取り崩しがくは、19.8億円となっています。一般会計予算では、市制70周年を市民と共に喜び祝う事業が盛り込まれました。 ◆予算特別委員会委員◆ 委員長  あさたにあき 副委員長 むらまつあんな 委員 おおしまちとせ かわぐちじゅん きたのさとこ きたやまてるあき くわはらけんざぶろう さかもとあつし すえながやよい なかのただし なかやまゆうすけ みとみちえこ (五十音順) ■委員会での主な質疑■ ◆一般会計 総務費 【移動手段確保のための実証実験】 問い 地域公共交通事業検証を山本およびあくらで実施する理由は。 答え 路線バス減便等の影響で市立病院への通院に大きな支障が出ているため。 民生費  【長期休業期間の放課後児童クラブ】 問い 以前より課題の開所時間前倒しが、実現されないのはなぜか。 答え 一番の課題は人員不足。支援を要する児童が増え、加配補助員の欠員補充もままならない現状。 衛生費 【火葬場火葬炉更新計画】 問い 炉の更新と指定管理者制度の導入についての考えは。 答え 運営しながらの修繕には数年かかる。炉の改修と運営方法の見直しは同時に行う必要があるため、近隣市の動向を注視する。 商工費 【特色ある観光・誘客事業】 問い 本市の持つユニークなコンテンツで他自治体と一線を画す特色ある取り組みに挑戦してほしい。 答え 本市はてづかおさむ、宝塚歌劇、温泉などのコンテンツが住宅地と共存する特殊性があり、高付加価値を狙った戦略を取るべき。地域の食、景色、行事などを生かした取り組みに挑戦したい。 土木費 【官民連携まちなか再生事業】 問い 国の補助金を受けて行うこの事業の実施期間は。 答え 持続可能な都市づくりとして官民が連携した自立自走型の組織を目指している。10年かかってもできない可能性もあるが取り組む意義がある。その一定の区切りとして5年で準備会が立ち上がればよいと考えている。 教育費 【中学校部活動地域移行】 問い 令和6年度の計画は。学校、外部指導員、スポーツ関係者への説明は。 答え サッカー、剣道、柔道、バレーボールなど6つを移行する計画。各学校には、令和5年11月から説明と意見聴取を行った。今後、保護者や子ども、地域にも意見を求め、オール宝塚で取り組む。 ◆特別会計 介護保険事業費 【地域包括支援センター】 問い 相談内容の複雑化等に対応するため人員強化するとのことだが、その内容と困難事例への対応は。 答え 新年度当初から、専門性を持った人員を配置。困難事例には、市職員が密に連携し対応する。 ◆総括質疑 問い 令和9年度までで24億円の経費削減目安がくが示されているが、恒常的な経費をどう削減するのか。 答え 歳入では、行事参加費の見直し、公有財産の売却や利活用、特定目的基金の計画的な活用などを考えたい。歳出では、事業見直し、公民連携、民営化を行いたい。 問い 市制70周年の新規事業立ち上げには、その財源に相当する事業を廃止、見直しすべきだったのでは。子ども医療費助成拡充にふるさと納税の基金が充当されたが、本来は事業の廃止、見直しによる安定した財源を充てるべきでは。 答え 継続する事業には安定した財源を充てるのが原則と考える。今回の事業検証では十分な効果がくが出ていないが、引き続き事業を見直し、財源を生み出す必要があると考える。 問い 施政方針に、子どもたちの笑顔があふれるまちと掲げているが、待機が生じ地域児童育成会に入れないと市民は泣いている。この実態をどう考えるのか。 答え 待機児童に対応する予算も組んでいる。経済的支援も1つだが、本市は自校炊飯でのおいしい給食の提供など特色ある取り組みをしており、本市らしい施策に取り組みたい。 ■委員会での討論■ 〈一般会計予算に反対〉 本市財政構造は今後も硬直化が続くと言われ、持続可能な状態にするのは極めて難題である。 新ごみ処理施設建設や市立病院の経営支援・建て替え問題が財政に大きな影響を与えるにもかかわらず、新たな発想や方法でこの難局を乗り越える覚悟が感じられず危機感がない。 市民に正しく情報を開示・共有し持続可能な予算編成を望み反対する。 〈一般会計予算に賛成〉 今回の予算では、長年の大きな課題である北部地域合併処理浄化槽補助の拡充、JR武田尾駅エレベーター設置、体育館への空調設置などに前進があり、これにブレーキをかけてはいけない。 だが、審査では制度設計のあらが目立ち事業実施への課題を感じた。 決算時にばらまき予算だったと言われないよう、答弁したことの確実な実施を求め賛成する。 〈一般会計予算に反対〉 財源の見通しが非常に厳しいにもかかわらず十分なコスト意識を持たない予算編成である。 市制70周年記念事業でも、翌年度以降の知名度向上や集客につなげる持続可能性が掘り下げられていない。 新規事業を立ち上げるには、廃止する事業に代わり立ち上げることを客観的に説明できなければならないが、十分ではない。 以上により反対する。 〈介護保険・後期高齢者医療予算に反対〉 議案第4号介護保険事業費予算は、基金を取り崩し低所得者の負担を軽減したが、一方で全ての段階の保険料が上がる。 誰もが安心してサービスを受けられ、支払える保険料に引き下げるべき。 議案第5号後期高齢者医療事業費予算については、均等割がく、所得割率も増となる。 年齢で別枠の医療保険に囲い込み、負担増を強いるこの制度に反対する。 ◆一般会計(歳出)目的別構成比◆ <歳出>905.5億円 100% 民生費 46.6% 教育費 12.8% 総務費 10.0% 衛生費 9.2% 土木費 8.3% 公債費 8.0% 消防費 3.3% 商工費 0.6% 議会費 0.6% その他 0.6% ◆各会計別歳入歳出予算がく◆ [一般会計(A)]  令和6年度 905億5千万円  令和5年度 884億円  増減がく   21億5千万円  対前年度比 102.4% [特別会計(B)]  令和6年度 509億6186万8千円  令和5年度 515億5397万9千円  増減がく   マイナス5億9211万1千円  対前年度比 98.9%  特別会計<国民健康保険事業費>   令和6年度 220億6720万円   令和5年度 226億2930万円   増減がく   マイナス5億6210万円   対前年度比 97.5%  特別会計<国民健康保険診療施設費>   令和6年度 1億3130万円   令和5年度 1億5950万円   増減がく   マイナス2820万円   対前年度比 82.3%  特別会計<介護保険事業費>   令和6年度 232億6180万円   令和5年度 235億9980万円   増減がく   マイナス3億3800万円   対前年度比 98.6%  特別会計<後期高齢者医療事業費>   令和6年度 51億4020万円   令和5年度 48億880万円   増減がく   3億3140万円   対前年度比 106.9%  特別会計<財産区(※)>   令和6年度 8352万9千円   令和5年度 1億2811万1千円   増減がく   マイナス4458万2千円   対前年度比 65.2%  特別会計<宝塚市営霊園事業費>   令和6年度 2億7783万9千円   令和5年度 2億2846万8千円   増減がく   4937万1千円   対前年度比 121.6%  一般会計(A)特別会計(B)合計   令和6年度 1415億1186万8千円   令和5年度 1399億5397万9千円   増減がく   15億5788万9千円   対前年度比 101.1% ※令和6年度当初予算より各財産区特別会計を1つに統合しています。 ◆本会議での議決結果◆ 議案名/審議結果 ◇令和6年度宝塚市一般会計予算 [賛成多数可決]  本会議での各議員の賛否 賛成 あさたにあき おおかわひろゆき おおしまちとせ おおしまときこ おだたかこ かじかわみさお かわぐちじゅん きたのさとこ きたやまてるあき くわはらけんざぶろう さかもとあつし たなかこう てらもとさなえ なかのただし ふじおかかずえ みとみちえこ みやけこうじ もちだちえ (五十音順) 反対 いけだみつたか いずみゆき いばさとし すえながやよい なかやまゆうすけ むらまつあんな (五十音順) ◇令和6年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費予算 [全員一致可決] ◇令和6年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費予算 [全員一致可決] ◇令和6年度宝塚市特別会計介護保険事業費予算 [賛成多数可決]  本会議での各議員の賛否 賛成 あさたにあき いけだみつたか いずみゆき いばさとし おおかわひろゆき おおしまちとせ おおしまときこ おだたかこ かじかわみさお かわぐちじゅん きたのさとこ きたやまてるあき くわはらけんざぶろう さかもとあつし すえながやよい てらもとさなえ なかのただし なかやまゆうすけ ふじおかかずえ みやけこうじ むらまつあんな もちだちえ (五十音順) 反対 たなかこう みとみちえこ (五十音順) ◇令和6年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費予算 [賛成多数可決]  本会議での各議員の賛否 賛成 あさたにあき いけだみつたか いずみゆき いばさとし おおかわひろゆき おおしまちとせ おおしまときこ おだたかこ かじかわみさお かわぐちじゅん きたのさとこ きたやまてるあき くわはらけんざぶろう さかもとあつし すえながやよい てらもとさなえ なかのただし なかやまゆうすけ ふじおかかずえ みやけこうじ むらまつあんな もちだちえ (五十音順) 反対 たなかこう みとみちえこ (五十音順) ◇令和6年度宝塚市特別会計財産区予算 [全員一致可決] ◇令和6年度宝塚市特別会計宝塚市営霊園事業費予算 [全員一致可決] ◆とみかわこうたろう議長の表決権について 議事は、原則として出席議員の過半数で決定しますが、議長はその表決に加わることができません。賛成と反対が同数となったときは、議長が決定します。 【4面】 ◆◆◆◆◆◆  代表質問 ◆◆◆◆◆◆  市議会では、2月26日、27日の2日間、各会派を代表する6人の議員が、市長の施政方針や新年度予算の内容、考え方を問う代表質問を行いました。  ◆各ページに掲載した二次元コードから、代表質問の録画配信ページがご覧いただけます。 たからづか真政会 ・地域包括ケアの強化を ・業務量増加への対策を ・病院建設による財源不足 ・建築技術の維持と継承を 公明党議員団 ・公共交通について ・待機児童対策 ・福祉分野の専門職不足 ・乳幼児等医療費助成制度の拡充 ・誰もがいつまでも住み続けたいまち にっぽん維新の会宝塚市議団 ・市政運営の基本方針 ・予算規模について ・市立病院等への移動手段確保やバス路線減便等対策 ・北部地域の新設合併処理浄化槽補助対象の拡充 市民ネット宝塚 ・子育て世代に選ばれるまち ・地域児童育成会 ・市制70周年記念市民活動支援補助金 ・パークマネジメント計画 ・持続可能な地域医療 ともに生きる市民の会 ・女性のための相談窓口 ・災害対策 ・介護の担い手不足問題 ・放課後児童クラブの待機解消対策 ・いじめ ・不登校対策 日本共産党宝塚市会議員団 ・平和施策推進 ・特別養護老人ホーム ・補聴器購入助成 ・放課後児童クラブ ・バス路線改編 ・奨学金返済苦 ◆◆◆◆◆◆  施政方針 ◆◆◆◆◆◆ 代表質問に先立って行われた、やまさきはるえ市長の施政方針演説の概要を紹介します。 市政運営の基本方針  1 子どもたちの笑顔があふれるまち  2 誰もがいつまでも住み続けたいまち  3 様々な人が手を取り合う、魅力溢れるまち 令和6年度の主要な施策 1 都市経営 ・室制度の見直し ・職員の広報マインドとスキルアップ ・更なる公共施設マネジメントの推進 ・市制70周年記念式典開催 2 安全・都市基盤 ・自動録音電話機などの購入に対する補助制度 ・機動救急隊を発隊 ・売布山手地域においてAIオンデマンド交通の実証実験 3 健康・福祉 ・骨髄または末梢血幹細胞を提供したドナーに対する補助制度 ・市立病院東病棟の大規模改修工事  4 子ども・教育 ・地域児童育成会長期休業期間中の開所時間前倒しに向けて ・保育士就職支援事業の開始 ・部活動の地域移行をモデル実施 5 環境 ・「宝塚市パークマネジメント計画」事業計画案の作成 ・新ごみ処理施設の整備工事 ・火葬場火葬炉の更新工事 ・合併処理浄化槽の新規設置に関する補助金を50人槽まで拡充 6 観光・産業・文化 ・宝塚温泉とウィルキンソンタンサンを活用した市民参加型のイベント ・「宝塚だんじりパレード」を再開 【5面】 ■予測困難な時代のリスクとは 働き手不足で事業継続困難に たからづか真政会 おおかわひろゆき 【地域包括ケアの強化を】 問い 持続可能な地域医療提供体制の確保とは何か。 答え 地域包括ケアシステムにおいて市立病院が安全で質の高い急性期医療を継続して提供することである。在宅患者の急変時における救急の受け入れ体制強化と急性期を脱した患者の適切な時期の転院に向け、関係機関との連携強化を進める。 問い 高齢化の進行による在宅医療の増加に伴い懸念される課題への市の考えは。 答え 在宅医療には限界があり、医療機関が提供する医療との役割の整理が必要である。住み慣れた地域で安心して在宅生活を送るためには、医療と介護の連携が課題だと考えている。 問い 介護職不足によるサービスの質・量の低下が懸念される。人材確保策は。 答え 事業者と意見交換を行い、人材確保に努める。 問い 地域包括ケア推進に必要とする多様な職種の連携と情報共有の取り組みは。 答え 専門職による宝塚市7病院地域連携連絡会や3つの若葉を育てる会、市が設置した医療・介護従事者による会議体で意見交換や情報共有を行っている。引き続き、取り組みを進める。 【業務量増加への対策を】 問い 職員確保が困難となり、20年後の年間業務量は一人当たり20%増加する見込み。今回の組織体制の見直しに、業務量の可視化やコントロールの視点が欠けているのでは。 答え 全体像の大枠を捉えて検討し、職員の理解と士気確保に向け対応したい。 【病院建設による財源不足】 問い 建設費用を見込んだ試算では、令和10〜14年度に110億〜120億円程度の収支不足が予測されるが、現時点の市の想定は。 答え 同様の不足を想定。 問い 準備段階で市立病院が資金不足に陥る可能性がある。リスク回避の考えは。 答え 収支見通しでは、令和6年度から最大19年度まで資金不足が生じる。病院事業の資金不足を悪化させないことが重要であり、今後の状況に応じ協議する。 【建設技術の維持と継承を】 問い 公共施設マネジメントのロードマップの作成は。 答え 総合管理計画の改定や長寿命化計画の見直し等と並行して作成を進めたい。 問い 建設業の倒産件数増加や高齢化の進行等により、技術継承が困難になる。公共施設等の今後も踏まえ、建設業界と共に地域全体の技術力維持に取り組むべき。 答え 状況を注視し、市内事業者の受注機会確保に配慮しつつ、育成等に取り組んでいきたい。 ■思い切った全事業の見直しは 持続可能な取り組みを強化 公明党議員団 みやけこうじ 【公共交通について】 問い 市立病院などへの移動手段の確保の進捗状況は。 答え 令和6年度に市立病院や公共施設、商業施設などへの移動手段を導入するための実証実験を実施する。地域の利用実態や課題把握を行い、本格運行に向けた検討を進めていく。 問い 売布山手地域で行うAIオンデマンド交通の実証実験とはどういうものか。 答え 山手住宅地域では高齢化の進行でバス停まで歩くことが困難な方や免許返納者等交通弱者の移動手段の確保が課題。AIを活用した実証実験で現行の路線バスからの転換を検討する。 【待機児童対策】 問い 子育て世代に選ばれるまちの実現には、利用者目線による待機児童対策の見直しが不可欠ではないか。 答え 共働き世帯の増加や働き方の多様化、子育てを取り巻く環境の変化に伴い放課後児童クラブの利用希望が増えている。多種多様化するニーズに応えられるよう取り組んでいく。 【福祉分野の専門職不足】 問い 障がい者相談支援においても専門職が不足しているが、市の対応は。 答え 新たに相談支援専門員を増員した市内事業者に、人件費の2分の1を令和5年度から補助している。 問い 現在の予算がくは2人分ほどしかない。予算以上の申請があった場合は次年度になるということにならないよう対応してほしいが。 答え 事業所での相談支援員の不足状況等を確認しながら対応を検討する。 【乳幼児等医療費助成制度の拡充】 問い 恒久的な財源確保は難しい。乳幼児等医療費助成制度拡充を継続するためにも、市制70周年を機に思い切って全ての事業を横並びにし、優先順位をつけて見直す必要があると思うが。 答え 限りある経営資源の適正な配分は重要であり、持続可能な行財政運営の取り組みを一層強化していく。 【誰もがいつまでも住み続けたいまち】 問い 包括的な相談支援体制とはどういうものか。 答え 地域の抱える複合課題や制度のはざまの問題を受け止めるため、相談者やその家族に係る関係機関が連携し、情報交換や必要な支援体制を検討する会議を令和6年度に設置する予定。 問い その具体的な内容は。 答え 設置予定の支援会議では構成員に守秘義務を設けることで相談者本人の同意がなくても構成員同士で相談者の情報を共有でき、必要な支援体制の検討を円滑に行うことが可能となる。 【6面】 ■健全で持続可能な財政運営を 経営資源の適正配分等が重要 にっぽん維新の会宝塚市議団 いけだみつたか 【市政運営の基本方針】 問い 行財政経営方針の3カ年の課題は。 答え 令和6年度予算も財政調整基金を多く取り崩す厳しい財政運営の見込み。PDCAサイクルの強化やスクラップ・アンド・ビルドの意識強化を図り、適切なマネジメントの下、成果や客観的な根拠に基づく施策・事業への適正な資源配分を推進する必要がある。 問い 事業検証の成果と今後の運営方針については。 答え 適切な指標での成果の把握など、さまざまな視点で検証し改革意識の醸成等を図れたが、効果がくは単年度当たり約3億2千万円と不十分だった。社会情勢等の変化を踏まえ、今後も事務事業見直しに取り組む。意見 市は、急激な社会構造の変化について説明責任を果たすだけでなく、市民や地域に本市の存在意義を明らかにし、日々の暮らしの豊かさを実感できる価値を創造する、時代にふさわしい経営方針を明らかにすることが重要である。 【予算規模について】 問い 健全な財政運営に取り組み、成果重視の行財政経営へ転換するための課題は。 答え 限られる経営資源を適切に配分し、根拠に基づく適切な評価で事業を適宜見直すことが重要と考える。 意見 財政調整基金は令和5年3月補正での22.3億円の取り崩しにより、令和6年度予算編成時点で標準財政規模の10%を下回る。職員や市民はこの財政課題を同じように認識することが大事だと考える。 【市立病院等への移動手段確保やバス路線減便等対策】 問い 実証実験に向けたタイムスケジュールは。 答え 令和5年度内に事業者を選定し、国の補助金の内示以降に契約。地域に周知を図り、10月ごろから2カ月程度の試行実施を予定。 【北部地域の新設合併処理浄化槽補助対象の拡充】 問い 拡充で新規開業を促し定住等の誘因となることが期待されるが、市街化調整区域での煩雑な開業手続き、維持管理費用など、民間投資を呼び込むにはハードルが高いのでは。 答え 50人槽の設置費用1千万円のうち、250万円程度補助できる想定。北部地域定住等には、にぎわいづくりが課題。住民も自主的に空き家対策等に取り組んでおり、地域ぐるみの新たなにぎわいの創造が必要。 意見 活性化のため、市の組織横断的な情報共有が必要。成功事例ができれば人は来る。そのために何が必要か考えてほしい。 ■こどもまんなか社会の実現は まち全体で意識の醸成を図る 市民ネット宝塚 てらもとさなえ 【子育て世代に選ばれるまち】 問い 本市が積み上げてきた取り組みの評価と課題は。 答え 「第2期夢・未来 たからづか創生総合戦略」の基本目標に基づき、乳幼児等医療費助成の拡充、保育需要に応じた受け入れ枠の拡充、演劇の手法を活用した自己表現力向上事業、スクールロイヤー制度の導入等を進めてきた。評価としては、20歳未満、30歳代の転入超過が続いている一方、2022年の本市の合計特殊出生率が1.15と国や県の平均を下回ること、20歳代の大幅な転出超過が課題と考える。 【地域児童育成会】 問い 待機の現状と対策は。 答え 多くの児童が待機となる見込み。民間放課後児童クラブの早期設置に取り組むとともに、待機となる家庭にファミリーサポートセンター(FSC)事業や児童館などを案内している。 問い 新1年生が入れない、新2年生が退会させられる状況は市の責任。FSC利用家庭に補助はできないか。 答え 検討が必要と考える。 【市制70周年記念市民活動支援補助金】 問い 1年限り・70組・「10万円お渡しします」という事業で何を目指すのか。 答え 経費を補助することで市民活動が活性化され、市民の、まちづくりに参画する気持ちを未来につなぐ。 問い 審査基準と体制は。 答え 市制70周年を祝う内容で、実現可能性、安全性、適格性を満たしていること。審査会は職員で構成する。 意見 識者や市民の代表が入る審査会はなく、市の後援名義が使えるなど、従来の補助金と公平性を欠く。公益性を問わない補助金でばらまき感が否めない。 【パークマネジメント計画】 問い 公園の主役である子どもや保護者の参画は。 答え まちづくり協議会ごとに公園区を設け、地域ニーズに応じた整備計画を決める。アンケートやワークショップ等で声を聞きたい。 意見 ドッグランやプレーパークも検討を。 【持続可能な地域医療】 問い 市立病院経営強化プランの概要は。 答え 総務省のガイドラインに基づき、4年間を計画期間とするプランを4月に策定。その中で新病院整備の基本的な考え方を示す。 問い 令和5年度の補正予算で8億円の基準外繰入、令和6年度は3億円の赤字予算。経営見通しは。 答え 改修工事のため1病棟の閉鎖が令和7年度上半期まで続く。その後病床を増やし予算を黒字化したい。 【7面】 ■避難所運営に女性の視点を 女性職員の声も聞き進める ともに生きる市民の会 おおしまときこ 【女性のための相談窓口】 問い 女性支援新法に基づき設置される相談窓口だが、配置する女性支援員の人数と雇用形態は。 答え 会計年度任用職員として1名を雇用する。 問い 女性の困難は社会構造の問題。複雑多岐にわたる問題が女性にはあり、相談員には専門的知識、資質が必要。研修も欠かせない。相談員のメンタルヘルスのことも考え、複数配置をしてもらいたいが。 答え 既存のDV相談室には経験十分でスキルの高い職員を配置しているので、連携を取りながら支援につなげていきたい。 【災害対策】 問い 避難所のトイレ、性暴力防止が課題となっている。避難所運営には最低3割、女性を入れてほしい。防災担当課にも女性の視点が必須だが本市の現状は。 答え 総合防災課の女性割合は18パーセントで、全国平均よりわずかに高い。女性職員の意見も聞きながら業務を進めている。 意見 東日本大震災で多くの犠牲が生じた障がい者を守ることやヘイトをあおるデマへの注意も重要だ。 【介護の担い手不足問題】 問い 地域包括支援センターの機能強化は。 答え 令和6年度は、4カ所に各1名を増員する予定。 問い 住み慣れた地域で暮らすために、訪問介護は欠かせない。ヘルパーの高齢化、人手不足の状況は。 答え 市内事業所に確認したところ、91人が不足。また50歳以上のヘルパーが7割を占めている。意見 訪問介護報酬引き下げにより、離職に拍車がかかることは明白。市が介護ファミリーサポート事業から撤退するのは許せない。 【放課後児童クラブの待機解消対策】 問い 定員80人を超えたら民間で対応する方針だが、事業者に経営リスクを負わせることになる。市の育成会ではできないのか。 答え 場所の確保、支援員の確保という2つの課題があり、全てを市の育成会で対応するのは困難。 【いじめ・不登校対策】 問い スクールソーシャルワーカーをどう評価するか。 答え 社会福祉の専門家が、学校だけでは対処しきれない課題に対し適切な支援へとつなげている。教職員の指導力、対応力のため研修も行っている。 意見 教育現場に福祉の目が入ることで学校が変わる。近隣市でも充実の動きがあるが、待遇面で劣る本市から能力ある人が引き抜かれないようにしてほしい。 ■待機児童解消への取り組みは 民間の放課後児童クラブ設置 日本共産党宝塚市会議員団 たなかこう 【平和施策推進】 問い 憲法9条を生かした平和のメッセージの発信を。 答え 世界では今もなお、人々の貴い命と平和な暮らしが理不尽に奪われ続けていることから、国連で非暴力、停戦の日として制定された国際平和デーである9月21日に、市民とともに平和の鐘を鳴らし、世界の恒久平和を願って取り組む。 【特別養護老人ホーム】 問い 待機者ゼロを目指す市の取り組みは。 答え 本市には11施設あり、定員は958人。待機者は昨年4月1日現在で121人。高齢者が安心して暮らし続けるには整備が重要と考えており、100人定員の特別養護老人ホームを新規に1施設整備することを目標としている。 【補聴器購入助成】 問い 補聴器購入助成を。 答え 兵庫県は補聴器の装着前後における、社会活動への参加状況の変化をアンケート調査している。その結果を受け、補聴器が良い影響を与えているのであれば、市としても助成について検討していく必要があると考えている。 【放課後児童クラブ】 問い 4月からの待機にどう向き合うのか。 答え 民間の放課後児童クラブの設置で待機児童解消を目指しているが、整備に時間を要するため校区内の児童館など、居場所として利用できる施設も案内している。ファミリーサポートセンター事業利用への補助も含め、至急検討を重ねる。 【バス路線改編】 問い 高司、あくら地域、市立病院を経由して阪急仁川駅とJR中山寺駅を結ぶバス路線の拡充は。 答え 高司地域については何らかの対応が必要な地域という認識を持っている。2019年に高司公共交通会議を立ち上げ、移動ニーズの調査を行った。コロナ禍が収まったので令和5年度中には対話を再開する。 【奨学金返済苦】 問い 警察庁と厚生労働省が発表している自殺者の統計では、自殺の原因や動機に関して2022年から奨学金の返済苦が新項目で追加されている。若者が過労死や過労自殺へと追い込まれる現実を放置するわけにはいかない。返済中の貸与型奨学金の負担軽減対策は。 答え 県内では兵庫県のほか、神戸市、尼崎市など計21市町が転入促進や、中小企業や保育・介護部門などの人材確保を目的に、貸与型奨学金の返還支援制度を設けている。今後、限られる経営資源の中で、効果的な施策を検討していきたい。 【8面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  3月定例会の議案審議 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 3月定例会では市長から提出された議案、市民の皆さまから提出された請願など57件を 審議しました。主な議案審議の概要についてご報告します。 提出された議案は一部を除き、3つの常任委員会(総務・文教生活・産業建設)に付託 し、慎重に審査しました。 なお、予算特別委員会を設置して審査した令和6年度宝塚市一般会計予算案および6件 の特別会計予算案の審議概要については、2〜3面をご覧ください。 市長提出議案 51件 議員提出議案 3件 意見書 2件 請願 1件 ◆常任委員会への主な付託議案等◆ 総務常任委員会 ■宝塚市特別職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について ■令和5年度宝塚市一般会計補正予算(第10号) など 12件(9面) 文教生活常任委員会 ■工事請負契約(土砂災害特別警戒区域(急傾斜地)対策工事(その5))の変更について ■令和5年度宝塚市病院事業会計補正予算(第4号) ■令和6年度宝塚市病院事業会計予算 など 16件(9、10面) 産業建設常任委員会 ■令和6年度宝塚市水道事業会計予算および令和6年度宝塚市下水道事業会計予算 ■宝塚市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について ■おおやけの施設(宝塚市立温泉利用施設、宝塚市立文化芸術センター及び宝塚文化芸術センター庭園)の指定管理者の指定について など 10件(10、11面) 【9面】 --------------------------------------------------------------------------- 特別職の給料月がくを据え置く [賛成多数可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■宝塚市特別職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について 宝塚市特別職報酬等審議会の答申に基づき、特別職の給料月がくを引き上げた上で、引き続き減がく措置を実施して給料月がくを据え置きするため、条例の一部を改正するものです。 ◆討論(概要)◆ (反対討論) 答申内容を尊重する必要性は理解するが、市民の賃金上昇が物価高騰に追いついていない社会情勢は無視できない。特別職給料の自主カット比率を上げ、その期間を延長したとしても市民に与える影響を考えると賛同できない。 (賛成討論) 答申内容を尊重することに議員間で異論はなかったと認識している。自主カットについては、その都度社会情勢を鑑みて議論すると決定したことを踏まえ、賛成する。 各議員の賛否 賛成 あさたにあき おおかわひろゆき おおしまちとせ おおしまときこ おだたかこ かじかわみさお かわぐちじゅん きたのさとこ きたやまてるあき くわはらけんざぶろう さかもとあつし たなかこう てらもとさなえ なかのただし ふじおかかずえ みとみちえこ みやけこうじ もちだちえ (五十音順) 反対 いけだみつたか いずみゆき いばさとし すえながやよい なかやまゆうすけ むらまつあんな (五十音順) --------------------------------------------------------------------------- 病院事業会計補助金などを増がく補正 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■令和5年度宝塚市一般会計補正予算(第10号) 令和5年度一般会計の歳入歳出予算を、約26億5千万円増がくするものです。歳入予算では財政調整基金取り崩しなどを増がく、歳出予算では病院事業会計補助金などを増がくするものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 病院事業会計補助金として8億円計上されている。厳しい状況が続くことは理解するが、改善のための具体策は。 答え 厳しい状況を全職員に周知することが先決。経営強化プランの中の目標達成に向け、日々進捗管理し、原因究明と改善に取り組む。 問い 障碍者相談支援事業委託過年度消費税分について修正申告により事業者に負担が生じる。事業所の理解は。 答え 理解は得ている。 --------------------------------------------------------------------------- 長尾台小学校敷地内の土砂災害対策工事内容を変更 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■工事請負契約(土砂災害特別警戒区域(急傾斜地)対策工事(その5))の変更について 市立長尾台小学校敷地内の安全対策工事について、施工日数短縮に伴い交通誘導員を減らすなどする一方、崩壊土砂防護柵の鋼材価格および労務費上昇に伴う差がく発生等のため、契約金がくを約3798万円増がくするものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 原材料費高騰等、契約がく増は想定できないか。 答え 現場数量確定に伴う設計変更後でないと差がく計算できない算定方式であるため、見込みはできても最終確定金がくは分からない。 問い 当初計画の法面保護材施工時の騒音を想定できなかったのか。 答え 当初は一番安価な工法で設計積算したが、学校との協議で仮設工事ヤード以外のプラント設置ができず保護材を変更することになった。 【10面】 --------------------------------------------------------------------------- 令和5年度病院事業会計に 市補助金を受け入れ [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■令和5年度宝塚市病院事業会計補正予算(第4号) 令和5年度宝塚市病院事業会計の資本的支出に対する資本的収入の不足見込みがくを補填する財源として市の一般会計補助金を充てるため、他会計補助金を8億円増がくするものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 市から8億円の補填がないとどうなるのか。  答え 令和6年度病院事業会計当初予算で補正がくと同がくの不足がくが上がり、地方公営企業法上好ましくない状況になる。 問い 補填財源不足を解消するため、市と病院でどんな協議をしたのか。 答え 病院側は資金を十分確保したい一方、市側は厳しい財政下で繰り出しを抑えたい。病院経営を支えるため必要最小限のがくをぎりぎりまで詰め8億円と決めた。 【病院事業会計の補填財源見込みがく・不足がく】 令和5年度  資本的収支不足がく(資本的収入−資本的支出) マイナス10億5334万2千円  補填財源見込みがく 8億3379万9千円  補填財源不足がく マイナス2億1954万3千円 令和6年度  資本的収支不足がく(資本的収入−資本的支出) マイナス11億1642万7千円  補填財源見込みがく 5億3667万2千円  補填財源不足がく マイナス5億7975万5千円 --------------------------------------------------------------------------- 令和6年度病院事業会計予算を可決 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■令和6年度宝塚市病院事業会計予算 令和6年度の年間入院患者数延べ10万2784人、年間外来患者数延べ21万8050人、1日平均の入院患者数282人、外来患者数890人と見込んでいます。 ◆主な審議内容◆ 問い 将来を見据えた改修工事が必要だと思うが。 答え 全面改修は現実的でなく、新病院の建設を見据え必要最小限の工事にとどめている。 問い 政策アドバイザーの経営改善への具体策は。 答え 地域連携で新しい患者を増やすことと、治療後は回復期病院へ円滑な転院を促すこと。両方取り組む必要がある。 問い 予算達成への課題は。 答え 看護師のマンパワー不足が最重要課題。 【令和6年度病院事業会計予算の概要】 収益的収入および支出  収入総がく 134億7443万2千円  支出総がく 138億5073万9千円  差し引き マイナス3億7630万7千円 資本的収入および支出  収入総がく 11億3284万6千円  支出総がく 22億4927万3千円  差し引き マイナス11億1642万7千円  ※資本的収入および支出の差し引きは、過年度分損益勘定留保資金等で補填 --------------------------------------------------------------------------- 令和6年度上・下水道事業会計予算を可決 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■令和6年度宝塚市水道事業会計予算 ■令和6年度宝塚市下水道事業会計予算 いずれも、地方公営企業法の規定により、議会の議決を求めるものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 水道料金の値上げを当初の19%から9.5%にしたが、赤字予算になっている。19%の値上げに踏み切らなかった理由は。また、本来何%値上げをしていれば赤字予算にならなかったのか。 答え 料金改定については、物価高騰等により市民生活がかなり厳しい状況にあることから2段階としたもの。令和6年度の赤字幅は、令和7年度にはある程度解消されると考えている。 収益的収入および支出  水道事業   事業収益 49億9175万8千円   事業費用 53億4597万2千円   差し引き マイナス3億5421万4千円  下水道事業   事業収益 43億4183万4千円   事業費用 46億879万2千円   差し引き マイナス2億6695万8千円 資本的収入および支出  水道事業   資本的収入 16億3540万円   資本的支出 35億3084万2千円   差し引き  マイナス18億9544万2千円  下水道事業   資本的収入 21億5524万8千円   資本的支出 36億587万1千円   差し引き  マイナス14億5062万3千円   ※資本的収入および支出の差し引きは、過年度分損益勘定留保資金等で補填 【11面】 --------------------------------------------------------------------------- 子育て世帯等、市営住宅に入居できる対象者の範囲を拡充 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■宝塚市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について 子育て世帯等に対する住宅支援の強化として入居できる対象者を拡充し、また、住宅に困窮する若者単身世帯の居住の安定を図るために同居親族要件を一部廃止するほか、所要の整備を行うため、条例の一部を改正するものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 今回の拡充でどの程度応募が増えると想定しているのか。 答え 子育て世帯向け住宅については現状応募倍率が低い状況にあり、想定は困難である。 問い 単身者向けの間取りはあるのか。 答え 1DKなど単身仕様の住宅に加えて、従来2人以上で運用していた2DKの住戸についても、近年の単身化の傾向から単身向け住宅として応募にかけるなどの工夫をしている。 --------------------------------------------------------------------------- 市立文化芸術センターおよび庭園などの指定管理者を指定 [全員一致可決] --------------------------------------------------------------------------- ◆概要◆ ■おおやけの施設の指定管理者の指定について 市立温泉利用施設と市立文化芸術センターおよび庭園について、次表のとおり指定管理者を指定するため、地方自治法の規定により、議会の議決を求めるものです。 ◆主な審議内容◆ 問い 市立文化芸術センターの指定管理者候補者からアートだけに特化しないさまざまな展開が提案され、アートになじみのない人に受け入れられるような工夫が期待できるとある。伸び代は期待できるが提供する質の低下は望ましくないと考えるが。 答え 文化芸術は継続性が非常に重要だと考えており、現在の取り組みのよいところは継続しながら地域展開に積極的に取り組むよう提案を受けている。 施設名  宝塚市立温泉利用施設(ナチュールスパ宝塚)  指定期間 令和6年7月1日から令和8年6月30日 指定管理者に指定するもの  株式会社リンクワークス  【選定方法:非公募】 施設名  宝塚市立文化芸術センター及び宝塚文化芸術センター庭園  指定期間 令和7年4月1日から令和12年3月31日 指定管理者に指定するもの  公益財団法人宝塚市文化財団  【選定方法:公募】 ◆◆◆◆  決議 ◆◆◆◆ ◆観光・商工業の振興に関する決議(概要) 令和5年5月、新型コロナウイルス感染症が2類から5類へと引き下げられ、ウィズコロナ、ポストコロナ社会への移行が始まった。 これまで中止を余儀なくされていたイベント等が催され、活気を取り戻しつつある一方、エネルギーや原材料価格等の高騰の影響は大きく、2023年の飲食店の倒産は、768件発生し、過去10年で最も少なかった前年(452件)から1.7倍に急増した。これは、新型コロナの感染拡大の影響で、継続を断念した飲食店が多く発生した2020年の780件に次ぐ過去2番目の高水準である。 宝塚市では、エネルギー価格高騰に対する支援事業を行うとともに、さまざまな創業支援事業等に取り組んではいるものの、まちの活性化につながっているとは言い難く、観光や商工業に関する予算が一層厳しくなっていく中、より効率的・効果的な施策の実施が求められていると言える。 そのためには、市内経済に関わるデータを積極的に収集・分析し、施策の立案につなげていくこと、施策の効果を一層高めるために、地域経済循環率を上げていくことが重要である。また、これらの実施には、市内事業者の協力、協働が不可欠で、目的、目標を共有し、官民一体となって取り組んでいかなければならない。 大阪や京都からほど近い立地を生かして、急激に回復しているインバウンドを取り込むことも必要である。 よって、以下の取り組みを一層進めることを求める。 1 宝塚商工会議所、宝塚市国際観光協会と協力し、市内経済に関わるデータの収集・分析を行い、経済施策の立案・評価を行うこと。 2 てづかおさむ記念館をはじめ観光集客施設の外国語対応を進めること。 3 あらゆる可能性を排除することなく、市内のナイトコンテンツを充実させ、観光客等の滞在時間の拡大および市内消費がくの拡大に取り組むこと。以上決議する。 (可決・全員一致) 【12面】 --------------------------------------------------------------------------- その他の賛否が分かれた議案 --------------------------------------------------------------------------- ◆市長提出◆ 名称/結果  宝塚市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について [可決(賛成多数)] ◆◆各議員の賛否◆◆ 賛成 あさたにあき いけだみつたか いずみゆき いばさとし おおかわひろゆき おおしまちとせ おおしまときこ おだたかこ かじかわみさお かわぐちじゅん きたのさとこ きたやまてるあき くわはらけんざぶろう さかもとあつし すえながやよい てらもとさなえ なかのただし なかやまゆうすけ ふじおかかずえ みやけこうじ むらまつあんな もちだちえ (五十音順) 反対 たなかこう みとみちえこ (五十音順) ◆議員提出◆ 名称/結果  宝塚市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決(賛成多数)] ◆◆各議員の賛否◆◆ 賛成 あさたにあき おおかわひろゆき おおしまちとせ おおしまときこ かじかわみさお かわぐちじゅん きたのさとこ きたやまてるあき くわはらけんざぶろう さかもとあつし たなかこう てらもとさなえ なかのただし ふじおかかずえ みとみちえこ みやけこうじ もちだちえ (五十音順) 反対 いけだみつたか いずみゆき いばさとし おだたかこ すえながやよい なかやまゆうすけ むらまつあんな (五十音順) --------------------------------------------------------------------------- その他の賛否が全員一致した議案 --------------------------------------------------------------------------- ◆市長提出◆ 名称/結果 専決処分した事件の承認を求めることについて(令和5年度宝塚市一般会計補正予算(第9号)) [承認] 執行機関の附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市個人番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市職員の高齢者部分休業に関する条例の制定について [可決] 宝塚市一般事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市援護資金貸付基金条例を廃止する条例の制定について [可決] 宝塚市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例及び宝塚市一般事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市立子ども発達支援センター条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市立幼稚園の利用者負担等に関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市建築事務及び住宅事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 宝塚市営霊園永代管理料基金条例を廃止する条例の制定について [可決] 宝塚市消防事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について [可決] 工事請負契約(としけいかくどうろ荒地西山線道路新設改良工事(その1))の変更について [可決] 権利の放棄について [可決] 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更に関する協議について [可決] 宝塚市監査委員の選任につき同意を求めることについて [同意] 宝塚市公平委員会の委員選任につき同意を求めることについて [同意] 令和5年度宝塚市特別会計補正予算(5件)(国民健康保険事業費(第3号)、介護保険事業費(第4号)、後期高齢者医療事業費(第3号)、小浜財産区(第2号)、宝塚市営霊園事業費(第4号)) [可決] 損害賠償のがくの決定について [可決] 令和5年度宝塚市一般会計補正予算(第11号) [可決] 人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて(2件) [適任] ◆議員提出◆ 名称/結果 宝塚市議会議員の政治倫理に関する条例の一部を改正する条例の制定について [可決] --------------------------------------------------------------------------- 請願 --------------------------------------------------------------------------- 名称/結果 介護ファミリーサポートセンターの存続を求める請願 [趣旨採択] --------------------------------------------------------------------------- 意見書 --------------------------------------------------------------------------- 名称/結果 若者のオーバードーズ(薬物の過剰摂取)防止対策の強化を求める意見書 [可決(全員一致)] 送付先/厚生労働大臣、孤独・孤立対策担当大臣 地方創生に貢献するサーキュラーエコノミー(循環経済)の一層の推進を求める意見書 [可決(全員一致)] 送付先/経済産業大臣、環境大臣 --------------------------------------------------------------------------- 陳情 --------------------------------------------------------------------------- 名称/結果 政党機関紙の庁舎内勧誘行為の実態調査を求める陳情 [結論を得ず] 所管委員会/総務常任委員会 国に「皇室典範」改正の討議を求める陳情 [結論を得ず] 所管委員会/総務常任委員会 【13面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  視察報告 議会運営委員会 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 議会運営委員会では1月23日〜24日、長野県松本市と三重県四日市市を訪問。両市の議会改革の取り組みについて、先進地視察を行いました。 その概要を、調査に参加した議員が報告します。 ◆議会における多様な市民参画◆ 1月23日 長野県松本市 松本市の議会基本条例は平成21年(2009年)4月1日に施行され、議員間の自由討議、市民参加の推進と議会報告会の開催、市長等の反問権、議会として政策立案、提言、ステップアップ市民会議や議会出前講座、高校生との交流事業、オンラインによる行政視察、市民意見募集制度(議員への手紙)などを推進しています。 宝塚市と人口規模や議会運営における議会運営推進の取り組みが類似している点がある中、松本市の特に注目すべき点は、高校生意見交流事業において、街の自転車レーンにおける危険性についてや、生活道路のインフラについての「高校生による請願」が全会一致で採択された事例です。 また、「松本市議会子どもだより」の発行については、ステップアップ市民会議(市民委員を公募し、委員から議会に対する意見提言)から、若者や子ども向け議会だよりの発行について提言があり、提言から約1年半で創刊するなど、議会事業取組評価(PDCAサイクル)機能の好事例だと感じました。 ほかには、市民意見募集制度(議員への手紙)や政策討論会など、市民参画の取り組みに対して積極的に議会が関与し、進めている印象があります。 今回の視察を踏まえて、宝塚市においても市民参画をどう進めていくべきかを考え、今後の政策立案に生かしていきたいと考えます。 (いけだ) ◆議会における市民参加の推進◆ 1月24日 三重県四日市市 四日市市は宿場町として、また陸海交通の要衝でもあることから商業のまちとして繁栄してきました。人口は30万8千人余、議員定数は34人。議会改革にも積極的に取り組まれており「通年議会」の実施や「市民との情報共有」「市民参加の推進」にも力を入れておられます。今回の視察では特に「市民参加の推進」について伺いました。 市民による「市議会モニター制度」を平成16年から実施されていますが、近年では“なり手不足”“費用(手間)対効果”などの点で課題が出てきているとのことでした。 また、ショッピングセンターや大学などに出向いて、議会報告会とシティ・ミーティングを合わせて行い、市民との情報共有と意見交換の場も確保されています。その中で市民から出された意見は、議会運営委員会において議会として協議すべき意見と各常任委員会で協議すべき意見に分けた上で、それぞれ調査・研究を行い、その結果を市議会ホームページへ掲載するなどして市民へフィードバックしているそうです。 本市議会でも議会報告会と意見交換会を定期的に実施していますが、同時に開催することの有用性を検討して、より市民に開かれた市議会の実現を目指し努めてまいりたいと思います。 (くわはら) ◆◆◆◆◆◆◆  議員研修会 ◆◆◆◆◆◆◆ 令和6年(2024年)2月6日(火)議場において、おおこそみつる芸術文化観光専門職大学教授をお招きして、市民の皆さまとともに学ぶ議会講演会「宝塚市の観光×まちづくりを考える」を開催しました。 講演では、観光政策において、来訪者が地域にどれだけの利益をもたらしているのかを可視化、分析して政策を立案することが重要であること、観光振興と地域住民の暮らしの質の向上を両立し、住民にとって魅力的なまちをつくることが、来訪者にとっても魅力的なまちになることなどが示され、講演後の質疑応答では、議員だけでなく、傍聴された市民の方からも活発な質問がありました 【14面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  盛り上がりました  第10回 意見交換会 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 宝塚市議会では、市民との意見交換を通じてよりよい政策提案を行っていくため「意見交換会」を開催しています。 令和6年2月3日、コロナ禍で中止していた意見交換会を4年ぶりに再開しました。節分にちなんで「ぶつけて!みなさんの意見を豆のごとく!」と呼びかけ、市民の皆さまに議会を身近に感じていただくことを目的に、議会ツアーや議員シールラリーなども企画。子どもから大人まで64人の方にご参加いただき、活発な意見交換が行われました。 ◆豆知識  市議会基本条例では、「議会は、市民との意見交換の場を設け、協働のまちづくりによる政策立案能力等の強化と政策提案の拡大を図る」と定めています。 ◆議会ツアー  とみかわ議長が議長室・副議長室、議会図書室、委員会室などをご案内しました  参加者の皆さんが議席、議員は理事者席に着席して、当日の流れを説明しました ◆参加者の声から  おおむね満足 87%  今後も参加したい 95%  今後実施する意見交換会に参加したいですか?   参加したい 50%   機会があれば参加したい 45%   あまり参加したくない 5%   参加したくない 0%  意見交換会を傍聴された感想は?   満足 57%   とても満足 30%   不満 13%   とても不満 0% 【参加者の感想】 ○意見を言いやすい雰囲気はとてもよかったと思う。 ○もっとたくさんの時間とテーマが欲しいと思いました。 ○とても熱心な市民 ちゃんと聞いてくれる議員 よい意味で驚いた。 ○濃密な話 バラエティに富んだ年代の人と話ができてよかった。 ○さまざまな意見が多くでてよかった。そうそう!同じだよ!と感じ合えるときが嬉しかった。 ○普段は見られない議会室などが見られてよかった。子どもはシール集めがとても楽しかったよう。 ○残念ながら働き世代の特に男性が少なかったと思う。もっと来てもらう工夫が必要だと思う。もっと時間が欲しい。 ○テーマごとに分かれたので、他の部屋のご意見が聞けずじまいです。最後に重要な意見をかいつまんでお知らせくださるといいです。 ○このような機会は重要なので、今後も継続していただきたい。 【15面】 ◆テーマごとに自由に発言 テーマを選び(複数可)、常任委員会のメンバーと自由に意見交換をしていただくスタイルで開催。子ども連れから90歳のシニアまで幅広い年代の方からご発言いただきました。 この日いただいたご意見の一部がその後の予算審議等にも反映され、市民と議会の対話の意義を実感しています。 ◇ICT・DX財政(総務常任委員会)  「市の財政が厳しい中、市立病院を建て替えて存続経営する必要があるのか」  「少子高齢化が進む中、財政の負担の仕方を考えてほしい」などのご意見をいただき、議論しました。 ◇人権平和(総務常任委員会)  「エルジービーティーキュープラスの子どもが生きづらさを抱えている」  「人権教育を大切に」「同和問題の解決に向けた教育は?いまだに就職差別や結婚差別がある」など。中学生の参加者も果敢に発言されました。 ◇子ども・子育て市立病院(文教生活常任委員会)  「育成会に入れなくて困っている」という切実な訴えのほか、登下校の荷物の多さやPTAの在り方、給食費の無償化、不登校についてご意見をいただきました。介護ファミリーサポート制度の今後についてのご質問もありました。 ◇観光・都市(まち)づくり(産業建設常任委員会)  コロナ禍以後の商業や道路の老朽化、空き家問題などについて意見を交換。他に「全国紙芝居まつり」でまちを盛り上げる提案もいただきました。 【子どもも楽しめた】  事前予約制託児室のほか、子どもたちの遊び場も用意。親御さんたちが意見交換に集中できる環境を整えました。  議員の「顔」を集めるシールラリーが大好評! ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  報告  市議会の活動・イベント ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「市民に開かれた議会」「市民に信頼される議会」「市民に親しまれる議会」を目指し、さまざまな活動をしています。 ■議会報告会 定例会ごとに主な議案について報告を行っています。 12月定例会の議会報告会は1月20日(土曜日)に中央公民館の会場とオンラインで同時開催し、会場、オンラインそれぞれ4名、計8名の方にご参加いただきました。 3月定例会の議会報告会は4月14日(日曜日)に議場とオンラインで同時開催し、会場には25名、オンラインには12名、計37名の方にご参加いただきました。 ■議場コンサート 3月定例会の初日に当たる2月13日、本会議開会前に、宝塚市交響楽団のメンバーによる弦楽四重奏コンサートを開催しました。 今回ご出演いただいたのは、バイオリンにひがしけいさん、むらかみじゅんこさん、ビオラにうえのまさひろさん、チェロにのむらあきらさんの4人です。 ビバルディの「四季」より「春」などが披露されました。傍聴席には大勢の皆さまにお越しいただき、和やかなひとときを過ごしていただくことができました。 【16面】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  宝塚市議会70周年記念シンポジウム  「ガラスの天井」その先へ   〜女性議員が半数を超えた 多様な人材が活躍する宝塚市議会へ〜  参加費無料 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 日時 7月13日(土曜日)    午後2時〜4時30分    <受付開始 午後1時30分> 会場 宝塚ホテル 1階「宝寿」の間    (宝塚市栄町1丁目1番33号) ■第1部 基調講演   のだせいこ氏(衆議院議員) ■第2部 パネルディスカッション  <パネリスト>   たかはしきょうこ氏 武庫川女子大学副学長(ダイバシティ担当)、女性活躍総合研究所所長   きむらけいこ氏 朝日新聞出版「アエラ」編集長   つちやまきみえ氏 法政大学法学部教授(公共政策、地方自治、政治学)   とみかわこうたろう  宝塚市議会議長    ほか お問い合わせ 宝塚市議会事務局 総務課 電話:0797-77-2034 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  6月定例会の予定 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 5月17日 金曜日 議会運営委員会 5月20日 月曜日 本会議(提案理由説明) 5月22日 水曜日 総務常任委員会(1)+協議会 5月23日 木曜日 文教生活常任委員会(1)+協議会 5月24日 金曜日 産業建設常任委員会(1)+協議会 5月27日 月曜日 総務常任委員会(2) 5月28日 火曜日 文教生活常任委員会(2) 5月29日 水曜日 産業建設常任委員会(2) 5月30日 木曜日 常任委員会(2)(予備日) 6月12日 水曜日 議会運営委員会 6月13日 木曜日 本会議(一般質問) 6月14日 金曜日 本会議(一般質問)  6月17日 月曜日 本会議(一般質問)  6月18日 火曜日 本会議(一般質問・予備日) 6月20日 木曜日 協議会+常任委員会(3) 6月21日 金曜日 議会運営委員会 6月24日 月曜日 本会議 6月25日 火曜日 本会議(予備日) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆  市議会  ホームページ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 会議日程や議案審査の結果等をご覧いただけます。また、本会議や委員会の会議録検索もできます。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆  インターネット  中継・録画配信 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 本会議や一部の委員会の模様を動画で配信しています。スマートフォン・タブレットでも視聴可能です。 委員会の録画配信がスタート!! ◆◆◆◆◆◆◆◆◆  フェイスブック ◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 本会議や委員会の開催日程のほか、議会報告会や意見交換会など市議会主催イベントの情報をお知らせしています。フォローをお願いします。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆  83.5メガヘルツ  FM宝塚 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 毎週2回(月曜日・木曜日)11時55分から5分間、市議会の話題をお届けしています。一般質問(録音)や議長インタビューなども放送しています。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  議員辞職・会派異動 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  ▼たなかみゆき議員 一身上の都合により辞職(2月16日付)  ▼いずみゆき議員 無所属から宝塚誠政界に移動(4月1日付)  ▼会派名を変更 にっぽん維新の会宝塚市議団が無所属・にっぽん維新の会宝塚市議団に(4月15日付)  ▼すえながやよい議員 無所属から無所属・にっぽん維新の会宝塚市議団に異動(4月15日付) ◆◆◆◆◆◆  編集後記 ◆◆◆◆◆◆  ◆編集時はまだ桜の蕾が固かったですが、今年はどんな桜が見られるか、楽しみです。今年の桜はどうでしたか?暖かくもなり、楽しいことを計画して、お出かけしましょう♪(みとみ)  ◆会派同僚議員の件で、ご信頼を損ねることとなりおわび申し上げます。代わって広報広聴委員会を担当しました。今号は6年度予算審議等を掲載。ぜひ最後までご覧ください。(むらまつ)  ◆3カ月がかりで企画、直前までドキドキした意見交換会。ご意見の一部が請願や予算審議に反映でき、市民と議会の対話の意義を実感中です。市議会70周年事業にも乞うご期待!(てらもと) このメンバーで「かけはし」を編集しました! 広報広聴委員会委員 委員長  てらもとさなえ 副委員長 さかもとあつし 委員 おおしまときこ みとみちえこ むらまつあんな もちだちえ (五十音順) ●誌面へのご意見、ご感想は、こちらまで。 宝塚市議会事務局 〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 電話0797-77-2168(直通) ファックス0797-74-6902 ●宅配に関しては、こちらまで。 ジャパンメッセンジャーサービス株式会社 フリーダイヤル 0120-240-324(9時から18時まで) 次号は、令和6年(2024年)8月1日発行予定です。